2017年4月 - 2020年3月
カルシウムルーピングCO2分離プロセス再生器内燃焼の高度化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 3,600,000円
- (直接経費)
- 2,520,000円
- (間接経費)
- 1,080,000円
- 資金種別
- 競争的資金
CaOを吸収剤とした省エネルギー型排ガスCO2分離回収プロセス(カルシウムルーピングプロセス)の高効率化を目的として、再生器(CaCO3をCaOに熱分解する反応器)の高酸素濃度での安定運転を可能とすることをも最終目的とし、燃料が熱分解して生成する可燃ガスが循環CaCO3粒子に捕集される効果を用いてホットスポット生成を抑止できる運転方法を確立する。小型基礎反応装置実験において、燃料が熱分解して生成する可燃ガスのうちCaCO3粒子に捕集される割合を測定する。加えて、実際の2塔循環流動層反応装置を用いて、燃料の供給位置を変える実験を行うことにより上記の粒子による可燃ガス捕集効果による燃焼改善が起こることを確認する。