2002年10月
上顎前方移動術が鼻咽腔に及ぼす影響について 口蓋裂症例の安静時X線による検討
日本口腔外科学会雑誌
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- 巻
- 48
- 号
- 10
- 開始ページ
- 501
- 終了ページ
- 504
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.5794/jjoms.48.501
- 出版者・発行元
- (公社)日本口腔外科学会
安静時の側方頭部X線規格写真をもとに口蓋裂症例の術前後の鼻咽腔形態の変化について,非口蓋裂症例を対照群として比較検討した.上顎の前方移動術により,口蓋裂群,対照群ともに咽頭の深さが増加した一方で,軟口蓋長の伸展,軟口蓋傾斜角の増加がみられ,軟口蓋-咽頭後壁間最短距離の変化は殆ど認められなかった.両群比較では口蓋裂群で軟口蓋長の伸長,咽頭の深さの増大が少なかった.瘢痕の強い症例では,前方移動量が5mm程度の場合,咽頭部の軟組織の変化が6割程度となることが示された
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.5794/jjoms.48.501
- ISSN : 0021-5163
- 医中誌Web ID : 2003117994
- CiNii Articles ID : 10010693354
- CiNii Books ID : AN00189163