MISC

2014年4月

【自閉症の分子基盤】自閉症スペクトラム障害とオキシトシン

分子精神医学
  • 東田 陽博
  • ,
  • 横山 茂
  • ,
  • 棟居 俊夫
  • ,
  • 菊知 充
  • ,
  • 三邉 義雄

14
2
開始ページ
74
終了ページ
80
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)先端医学社

オキシトシンは脳内に放出され、扁桃体をはじめとする「社会脳」領域を介して社会性行動、特に信頼を基礎とするあらゆる人間相互間活動に影響を与える。オキシトシン遺伝子やオキシトシン受容体、オキシトシンの脳内分泌を制御するCD38、脳内回路などがそれらの機能をつかさどる。自閉症スペクトラム障害はオキシトシン、オキシトシン受容体やCD38の遺伝子多型や欠損重複やDNAメチル化などと相関があるとする報告がある。オキシトシンの鼻腔単回投与により健常人、自閉症スペクトラム障害者ともに、目を見るや顔を認識するなどの対人関係行動の改善や促進がある。オキシトシンによる信頼関係は仲間に対してのみつくられ、敵対するグループには逆の効果をもつという新しい知見や文脈や個人の性質によっても効果が変化することも報告された。連続投与により、社会性障害症状の改善がみられるとする報告が、効果がないという報告とともにされるようになった。オキシトシンの末梢投与により、オキシトシンが脳脊髄液中や脳内へ移行するヒトでの研究が一例報告された。(著者抄録)

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2014&ichushi_jid=J03591&link_issn=&doc_id=20140422430001&doc_link_id=40020070869&url=http%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F40020070869&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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ID情報
  • ISSN : 1345-9082
  • 医中誌Web ID : 2014195053

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