共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

自閉スペクトラム症幼児の症状多様性に対応する生物学的指標の検討

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)
  • 菊知 充
  • ,
  • 横山 茂
  • ,
  • 齋藤 大輔
  • ,
  • 吉村 優子
  • ,
  • 池田 尊司

課題番号
17H04246
配分額
(総額)
16,510,000円
(直接経費)
12,700,000円
(間接経費)
3,810,000円

対象者の選定および同意の取得:研究対象として、定型発達者と、これまでに一般公募し我々の研究に参加しASDと診断された幼児、そして金沢大学付属病院神経科精神科あるいは子どものこころ診療科に受診したASD患者計45名(3~7歳前後)を当年度にリクルートして、検査を実施した。診断はDISCO(The Diagnostic Interview for Social and Communication Disorders), ADOS (Autism Diagnostic Observation Schedule)に基づいて行った。金沢大学医学倫理委員会の承認のもと、本人および保護者に研究の内容を文書にて十分に説明した後に、文書にて同意を得て実施した。認知機能の評価はK-ABC(Kaufman Assessment Battery for Children )を実施した。社会性の成長過程の行動評価として、分担研究者であるライセンス保持者である分担研究者が国際標準化された評価方法であるADOSをもちいた行動観察を行い確認した。また養育者による社会性の評価を日本語版Social Responsiveness Scale-2で実施することで、日常生活における社会性の評価を行った。多動性については、ADHD Rating Scale-IVおよびStrengths and Difficulties Questionnaireを用いて反抗や反社会的行動などの行為面、集中力の欠如や多動性などの多動と不注意の問題を評価した。
MEGを用いて、身体の運動時に生じる、興奮・抑制系バランス(GABA系)を反映するGamma band oscillationを測定し、脳の特徴を数値化し、表現型多様性を表現する生理学的指標として評価した。幼児からストレスなく遺伝子サンプルを抽出するために、綿棒で頬粘膜を擦過して細胞を得ている。

ID情報
  • 課題番号 : 17H04246