2007年3月
石膏の施用が狭畦栽培を行った根粒超着生ダイズ品種作系4号の根系生育、収量および子実の抗酸化活性に及ぼす影響
北陸作物学会報
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- 巻
- 42
- 号
- 開始ページ
- 66
- 終了ページ
- 69
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.19016/hokurikucs.42.0_66
- 出版者・発行元
- 北陸作物・育種学会 / 日本作物学会
根粒超着生品種作系4号は草丈が小型であるため狭畦栽培に適していると考えられる.石膏を施用して作系4号の狭畦栽培を行ない,根系生育,収量および子実の抗酸化活性に及ぼす影響について標準栽培と比較して検討した.狭畦栽培によりダイズの根系生育は抑制されるが,収穫期の直根重は石膏250kg施用区が石膏無施用区より増加する傾向を示した.狭畦栽培により収量の増加が認められたことから,多収を目的とする場合,作系4号を用いた狭畦栽培が有効であると考えられる.また石膏の施用により狭畦栽培下でも収穫期の直根重が慣行栽培区と同等になったことから,作系4号を用いて狭畦栽培を行う場合,石膏の施用が効果的であると考えられる.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.19016/hokurikucs.42.0_66
- ISSN : 0388-8061
- CiNii Articles ID : 110007873172
- CiNii Books ID : AN00227626