2008年
有機栽培がコシヒカリの生育,出液および玄米に含まれるアミノ酸含有量に及ぼす影響
北陸作物学会報
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- 巻
- 43
- 号
- 0
- 開始ページ
- 5
- 終了ページ
- 9
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.19016/hokurikucs.43.0_5
- 出版者・発行元
- 北陸作物・育種学会 / 日本作物学会
有機栽培を行ったコシヒカリの出液および玄米に含まれる各種アミノ酸含有量を定量し,有機栽培が食味に及ぼす影響について慣行栽培と比較した.出液中に多く含まれるアミノ酸はアスパラギン,グルタミン,セリンおよびアラニンであった.出穂期の出液中に含まれるアラニンは有機栽培で有意に少なく,総アミノ酸含有量も有機栽培で少なかった.玄米に含まれるアミノ酸は20種以上確認されたが,含有量が多いのはアスパラギン酸とグルタミン酸であり,総アミノ酸含有量は有機栽培と慣行栽培でほとんど差が認められなかった.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.19016/hokurikucs.43.0_5
- ISSN : 0388-8061
- CiNii Articles ID : 110007873196
- CiNii Books ID : AN00227626