Apr, 2012 - Mar, 2015
文学的交感の理論的・歴史的考察ー「自然―人間の関係学」
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
- Authorship
- Principal investigator
- Grant amount
-
- (Total)
- 9,230 Japanese Yen
- (Direct funding)
- 7,100 Japanese Yen
- (Indirect funding)
- 2,130 Japanese Yen
- Grant type
- Competitive
「自然―人間の関係学」の再構築へ向けた研究である。自然と人間、外部世界と内部世界、フィジックスとメタフィジックス、物理界と精神界、世界と自己などの対応や相関性を指す〈交感〉(correspondence)という概念を、文学における事象=表象として再検討に付すと同時に、その概念の現在的有効性を文学以外の諸分野からのアプローチを参照することによって明らかにした。
このような〈交感〉論を軸とする「自然―人間の関係学」を歴史的に再検討し、その現在的意義を明らかにし、この概念を文学的表象論の枠内にとどめることなく、将来的に進められるべき「自然―人間の関係学」の構築へ向かう研究の一環として位置づけた。
このような〈交感〉論を軸とする「自然―人間の関係学」を歴史的に再検討し、その現在的意義を明らかにし、この概念を文学的表象論の枠内にとどめることなく、将来的に進められるべき「自然―人間の関係学」の構築へ向かう研究の一環として位置づけた。