MISC

2004年

振動流と定常流の共存場における直立円柱底面付近の3次元流体場特性

海岸工学論文集 土木学会
  • 楳田 真也
  • ,
  • 馬替 敏治
  • ,
  • 由比 政年
  • ,
  • 石田 啓

51
開始ページ
651
終了ページ
655
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2208/proce1989.51.651
出版者・発行元
Japan Society of Civil Engineers

振動流と定常流が平行, 斜交および直交する場合の共存場に設置された直立円柱周辺の3次元流体場に関する数値解析を行った. 交差角度, KC数および流速比に対する渦流れおよび底面せん断力の変化を系統的に解析し, 馬蹄形渦や後流渦の発生・発達過程, 渦流れと底面せん断力の関連および底面せん断力の増幅特性について検討した. 交差角度が増加するにつれて馬蹄形渦の存在時間は長くなるものの渦径や強度は低下すること, 平行共存場の底面せん断力は, 円柱前面から側面で集中的に増加するが, 直交のせん断力は円柱周辺で一様に増加すること, 底面せん断力の増幅率は交差角度に反比例し, その傾向は高KC数域で顕著であることなどが分かった.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/proce1989.51.651
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003807842
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00368603844?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.2208/proce1989.51.651
  • ISSN : 0916-7897
  • CiNii Articles ID : 130003807842

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