2018年4月 - 2021年3月
フラボノイド混合物の抗炎症作用メカニズムの解析とその応用
文部科学省・日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
生薬オウゴンに含まれるbaicalein (1), wogonin (2), oroxylin A (3), 6-methoxywogonin (4)の4種のフラボノイドの等量混合物の抗炎症作用を、培養細胞に対するリポポリ多糖刺激によるプロスタグランジンE2 (PGE2)並びに一酸化窒素(NO)産生抑制を用いて解析し、1~3の混合物 (3mix)は個々の化合物の作用の和より強力(相乗的)にPGE2産生を抑制し、これに4を加えても作用の増強が見られなかった。一方、NO産生では3mixに相乗作用は見られなかったものの、これに4を加えると相乗的に効果が増強されることを明らかにした。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K06734
- 体系的課題番号 : JP18K06734