石田 勝
イシダ マサル (Masaru Ishida)
更新日: 2024/12/18
基本情報
- 学位
-
工学博士(大阪大学)
- J-GLOBAL ID
- 200901098867493440
- researchmap会員ID
- 1000022500
Diels-Alder反応におけるπ面選択性の軌道制御/本研究は、経験と試行錯誤による有機化学を脱して、軌道理論に基礎をおいて化学反応を設計し、さらに、強力な理論的数値計算を利用した高効率的な有機化学の研究システムを提案することを目指したものである。モデルとして、高次炭素骨格構築法として最も重要なDiels-Alder反応に注目し、5位置換シクロペンタジエンのDiels-Alder反応における面選択性の軌道制御について研究を展開している。まず置換基として酸素族ヘテロ原子置換基を有する一連のシクロペンタジエン誘導体を合成し、π面選択性が軌道混合則で予測できるフロンティア軌道の非対称性に依存していること、また、n軌道のエネルギーが十分に高いときはn-HOMOが反応に関与しうることを予測し実証した。ヘテロ原子置換基に換えてπ軌道を有する炭素原子置換基を5位に有するシクロペンタジエン誘導体でも面選択性が理論的に予測、制御できることをはじめて提案した。すなわち、5位置換基としてカルボキシ基、アルコキシカルボニル基、シアノ基を有するシクロペンタジエン誘導体が、立体障害に反して置換基側からの反応が期待できることを予測し、ペンタメチル誘導体で実証した。さらに、フロンティア軌道の変形に5位置換基のπ軌道もしくはπ*軌道が関与してπ面選択性が決まることを予測し、5位にホルミル、ビニル、ヒドロキシイミノ基を有する一連のシクロペンタジエン誘導体のDiels-Alderにおける面選択性を通して実証した。また、5位に(C=O)YR型の置換基を有するシクロペンタジエンではYRのn軌道のエネルギーで面選択性が決まることを予測し実証した。さらに、以上の成果をもとに反立体障害的反応が期待できるジエンとして5-(2-オキサゾリニル)シクロペンタジエンをあらたに設計し、ペンタメチル誘導体で実証した。また、反応性が高いほど選択性が高くなることを理論的に予測しDiels-Alder反応の面選択性を通して実証した。
研究キーワード
35経歴
5-
1998年 - 1999年
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1990年8月 - 1991年8月
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1988年6月
-
1980年6月 - 1988年5月
学歴
5-
1978年4月 - 1980年5月
-
- 1980年
-
1976年4月 - 1978年3月
-
1972年4月 - 1976年3月
-
- 1976年
論文
62-
ZEITSCHRIFT FUR ANORGANISCHE UND ALLGEMEINE CHEMIE 638(15) 2508-2520 2012年12月
-
DALTON TRANSACTIONS 40(32) 8156-8169 2011年
-
PHOSPHORUS SULFUR AND SILICON AND THE RELATED ELEMENTS 185(5-6) 930-946 2010年
-
TETRAHEDRON LETTERS 49(11) 1804-1807 2008年3月
-
SOLDERING & SURFACE MOUNT TECHNOLOGY 20(4) 28-36 2008年
-
SOLDERING & SURFACE MOUNT TECHNOLOGY 19(4) 11-17 2007年
-
TETRAHEDRON LETTERS 44(10) 2187-2190 2003年3月
-
CHEMICAL & PHARMACEUTICAL BULLETIN 50(11) 1520-1524 2002年11月
-
JOURNAL OF ORGANIC CHEMISTRY 67(2) 486-490 2002年1月
-
TETRAHEDRON LETTERS 42(20) 3471-3474 2001年5月
-
JOURNAL OF THE CHEMICAL SOCIETY-DALTON TRANSACTIONS 2001(5) 518-527 2001年
-
J. Chem. Soc., Perkin Trans. 2, (7) 1625-1630 2000年7月1日
-
Chemistry Letters 1998(1) 41-42 1998年
-
Journal of Organic Chemistry 61(23) 8132-8140 1996年11月15日
-
Chemistry Letters 1995(6) 469-470 1995年6月
-
有機合成化学協会誌 52 649-657 1994年7月1日
MISC
58-
ZEITSCHRIFT FUR ANORGANISCHE UND ALLGEMEINE CHEMIE 638(15) 2508-2520 2012年12月
-
DALTON TRANSACTIONS 40(32) 8156-8169 2011年
-
PHOSPHORUS SULFUR AND SILICON AND THE RELATED ELEMENTS 185(5-6) 930-946 2010年
-
Topics in Current Chemistry 289 183-218 2009年
-
TETRAHEDRON LETTERS 49(11) 1804-1807 2008年3月
-
SOLDERING & SURFACE MOUNT TECHNOLOGY 20(4) 28-36 2008年
-
SOLDERING & SURFACE MOUNT TECHNOLOGY 19(4) 11-17 2007年
-
HELVETICA CHIMICA ACTA 89(4) 747-783 2006年
-
Organic and Biomolecular Chemistry 3(5) 924-931 2005年3月7日
-
Tetrahedron Letters 44(10) 2187-2190 2003年3月3日
-
TETRAHEDRON LETTERS 44(10) 2187-2190 2003年3月
-
Chemical and Pharmaceutical Bulletin 50(11) 1520-1524 2002年11月
-
J. Org. Chem 67(2), 486 2002年
-
JOURNAL OF ORGANIC CHEMISTRY 67(2) 486-490 2002年1月
-
Tetrahedron Letters 42(20) 3471-3474 2001年5月14日
-
英国化学会ダルトン紀要 518-527 2001年
-
JOURNAL OF THE CHEMICAL SOCIETY-DALTON TRANSACTIONS (5) 518-527 2001年
-
Journal of the Chemical Society, Dalton Transactions (5) 593-598 2001年
書籍等出版物
4-
Springer 2009年7月30日
-
丸善 1998年11月30日
-
丸善株式会社 1998年
担当経験のある科目(授業)
21共同研究・競争的資金等の研究課題
3-
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 基盤研究(C) 1996年 - 1996年
-
1989年