MISC

1996年

クスノキ(Cinnamomum camphora Sieb.)における比葉面積の非破壊計測

農業機械学会誌
  • 守谷 栄樹
  • ,
  • 三輪 精博
  • ,
  • 松井 鋳一郎
  • ,
  • 後藤 清和

58
1
開始ページ
113
終了ページ
119
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.11357/jsam1937.58.113
出版者・発行元
The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers

植林や緑化においては, 樹木のCO2固定能力を考慮する必要がある。本報では, 苗木 (1~2年生) のCO2固定能力を相対成長率 (RGR) によって評価する考え方を適用し, その構成因子である比葉面積 (SLA) を非破壊計測する手法を検討した。苗木の葉内含水率とSLAとの間には, 直線関係が認められたことから, 葉内含水率はSLAの適切なパラメータであることが判明した。葉内含水率は並列キャパシタンス (測定周波数: 10MHz) によって非破壊計測が可能となった。以上から, 並列キャパシタンスによって非破壊的に直接SLAを推定することが可能となり, その推定精度は標準誤差で30cm2g-1であった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11357/jsam1937.58.113
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/10019121812
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00200470
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/3912040
URL
https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00037535582?from=CiNii
ID情報
  • DOI : 10.11357/jsam1937.58.113
  • ISSN : 0285-2543
  • ISSN : 1884-6025
  • CiNii Articles ID : 10019121812
  • CiNii Books ID : AN00200470

エクスポート
BibTeX RIS