早川 享志

J-GLOBALへ         更新日: 17/12/15 02:53
 
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研究者氏名
早川 享志
 
ハヤカワ タカシ
所属
岐阜大学
部署
応用生物科学部 応用生物科学科 応用生命科学講座 食品科学系 食品栄養学研究室
職名
教授
学位
博士(農学)(京都大学)
その他の所属
連合農学研究科応用生物科学研究科

プロフィール

ルミナコイド(食物繊維等)による大腸内環境の改善/ルミナコイド(食物繊維,オリゴ糖,レジスタントスターチ等)は,現代人では摂取する機会が減少しているが,疫学的にみて大腸疾患の予防には有効であることが報告されている.それは,こうした成分が単に糞便を形成するだけにとどまらず,大腸内環境を改善しているからである.特にデンプンに含まれる食物繊維様成分である難消化性デンプンは,疫学的に大腸疾患の予防に対して特に有効である.こうした成分は,大腸内の環境改善にとどまらず,脂質や糖質の消化吸収に対する影響を介して生活習慣病の予防に応用されている.現在の機能性食品の大半は,こうした物質を機能成分としたものである./水溶性ビタミン(ビタミンB6や葉酸など)についての栄養生化学的研究/ビタミンはそれぞれが独立した生理機能を持ち,13種のビタミンのうち,どのビタミンがかけても正常な機能を維持できない.機能面では独立しているが,ビタミンが別のビタミンの機能に影響を及ぼす場合がある.ビタミンB6は有効な形に変換されるのにビタミンB2のかかわる反応があり,ビタミンB2栄養はビタミンB6栄養に少なからず影響を及ぼすと考えられる。また,高ホモシステイン血漿の改善には関連するビタミンであるビタミンB6,ビタミンB12,葉酸およびビタミンB2が関わっている。現在こうしたマルチビタミンとしての効果を含めた検討を進めている./飲用性アルカリ性電解水の生理効果の探索/飲用性アルカリ性電解水(アルカリイオン水)は軽度の胃腸症状の改善に有効であることが立証され,厚生労働省により効能として認められている.しかし,それ以外にもいくつかの生理効果があることが研究されている.最近,アルカリイオン水を飲んだラット血漿の脂質過酸化度が対照の未処理水を飲んだラットに比べて低下することを見出し,アルカリイオン水の新たな生理効果としてその原因を探っている.

研究分野

 
 

経歴

 
2004年
   
 
岐阜大学 応用生物科学部 教授
 
 
   
 
岐阜大学 応用生物科学部 食品科学系 教授
 
1984年
 - 
1986年
京都大学 非常勤講師 教養部
 
1986年
 - 
1990年
東京農業大学 助手
 
1990年
   
 
岐阜大学 助手 農学部
 

学歴

 
 
 - 
1984年
京都大学 農学研究科 食品工学
 
1975年4月
 - 
1979年3月
三重大学 農学部 農芸化学
 

委員歴

 
2004年
   
 
日本農芸化学会  中部支部評議員
 
2004年
   
 
日本ビタミン学会  評議員
 
2003年
 - 
2006年
日本栄養改善学会  評議員
 
1996年
   
 
日本栄養・食糧学会  中部支部評議員,評議員
 
1998年
 - 
2004年
日本食物繊維研究会  評議員,理事
 

受賞

 
2011年11月
日本食物繊維学会 日本食物繊維学会学会賞 各種ルミナコイドの消化管機能についての多面的研究
 

論文

 
2013/ 06発行 Expression level of methanol-inducible peroxisomal proteins and peroxisome morphology are affected by oxygen conditions and mitochondrial respiratory pathway function in the methylotrophic yeast Candida boidinii.
Fujimura S, Yurimoto H, Kurimoto S, Matsufuji Y, Ito T, Hayakawa T, Tomizuka N, Sakai Y, Nakagawa T.
FEMS Yeast Res   13(4) 359-366   2013年
2013/5-6発行 妊娠初期のホモシステイン濃度と妊娠合併症
伊佐保香・三嶋智之・早川享志
ビタミン   87(5-6) 277-279   2013年6月   [査読有り]
2013/04発行 Dietary Reference Intakes for Japanese 2010: Water-soluble vitamins
Shibata K, Fukuwatari T, Imai E, Hayakawa T, Watanabe F, Takimoto H, Watanabe T, Umegaki K
J Nutr Sci Vitaminol   59(S) S67-S68   2013年
2013/04 ぐり茶の機能特性:糖質の消化と血糖値に及ぼす緑茶抽出液の影響
三嶋智之・多々良咲子・伊佐保香・藤井清蔵・中川智行・早川享志
岐阜医療科学大学紀要   (7) 63-69   2013年4月
Theanine, γ-glutamylehylamide, is metabolized by renal phosphate-independent glutaminase.
柘植 治人(岐阜大学)
Biochim. Biophys. Acta   1620 47-53   2003年1月

Misc

 
Tomoyuki Nakagawa, Ryoji Mitsui, Akio Tani, Kentaro Sasa, Shinya Tashiro, Tomonori Iwama, Takashi Hayakawa, Keiichi Kawai
PLoS ONE   7 
In the methylotrophic bacterium Methylobacterium extorquens strain AM1, MxaF, a Ca2+-dependent methanol dehydrogenase (MDH), is the main enzyme catalyzing methanol oxidation during growth on methanol. The genome of strain AM1 contains another MDH ...
Q. B. She, I. Nagao, T. Hayakawa, H. Tsuge
Biochemical and Biophysical Research Communications   205 1748-1754
A simple method using isocratic HPLC with ultraviolet detection was established for the simultaneous measurement of S-adenosylmethionine (SAM) and S-adenosylhomocysteine (SAH) in rat tissues. The method provides rapid resolution of both compounds ...
Erina Kitagawa, Erina Kitagawa, Tatsuya Yamamoto, Kohei Yamamoto, Tomoyuki Nakagawa, Tomoyuki Nakagawa, Tomoyuki Nakagawa, Takashi Hayakawa, Takashi Hayakawa, Takashi Hayakawa
Bioscience, Biotechnology and Biochemistry   79 1320-1326
© 2015 Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry. We investigated the efficacy of supplementing the diet with pteroylmonoglutamic acid (PGA), choline, or phosphatidylcholine (PC) in ameliorating the lipid accumulation in rat l...
Qing Bai She, Takashi Hayakawa, Haruhito Tsuge
Bioscience, Biotechnology and Biochemistry   59 163-167   1995年1月
Rats fed with a vitamin B6-deficient 70% casein diet for 5 weeks were found to have decreased considerably in the content of phosphatidylcholine (PC) in liver microsomes, presumably because of the depressed PC biosynthesis from choline or phosphat...
T. Hattori, T. Hayakawa, M. Yamaguchi, M. Yamashita
ICCM International Conferences on Composite Materials      2011年5月
The FRP show a remarkable effect when the long continuous fibers are placed along with the stress flow especially at the stress concentration points. In this paper we developed new moulding process, in which we perform the fiber cutting just after...

書籍等出版物

 
栄養学総論「(共著)」
光生館   1994年   
マッキー生化学分子から解き明かす生命(第3版)
化学同人   2003年   
食 Up to Date ―食と健康/食と安全/食と環境―
金芳堂   2005年   
ビタミンB2栄養の低下がビタミンB6栄養に及ぼす影響
早川 享志(応用生物科学部食品科学系)
ビタミンB研究委員会,社団法人ビタミン協会   2009年3月   

講演・口頭発表等

 
Pichia metanolicaの2種のジヒドロキシアセトンシンターゼについて
中川 智行(応用生物科学部),藤村 朱喜(東京農業大学生物産業学部),伊藤 尚志(東京農業大学生物産業学部),宮地 竜郎(東京農業大学生物産業学部),中川 純一(東京農業大学生物産業学部),富塚 登(東京農業大学生物産業学部),由里本 博也(京都大学大学院応用生命学部),阪井 康能(京都大学大学院農学研究科),早川 享志(岐阜大学おうよう生物科学部)
日本農芸化学会   2008年3月   
ハイアミローススターチ摂取による大腸内環境の改善
太田萌香(岐阜大学農学研究科),小池 雅之(岐阜大学応用生物科学部),鈴木 晶子(岐阜大学応用生物科学部),中川 智行(岐阜大学応用生物科学部),早川 享志(岐阜大学応用生物科学部)
日本栄養・食糧学会   2008年4月   
ハイアミロースデンプン含量の高い飼料を摂取したラットの大腸内発酵に及ぼす
早川 享志(岐阜大学農学研究科),稲垣 里沙(岐阜大学農学研究科),古賀 学(松下電工株式会社電器分社),野口 弘之(松下電工株式会社電器分社)
2006年11月   
ビタミンB2栄養の低下がビタミンB6栄養に及ぼす影響
早川 享志(岐阜大学応用生物科学部),木村 昌智(岐阜大学応用生物科学部),伊佐 保香(岐阜大学応用生物科学部),柘植 治人(中部大学食品栄養科学部),中川 智行(岐阜大学応用生物科学部),三嶋 智之(岐阜医療科学大保健科学),柴田 克己(滋賀県立大人間文化)
日本ビタミン学会   2008年11月   
ビタミンB6欠乏によるメチオニン代謝異常に対する葉酸の添加効果
山本 紘平(岐阜大学応用生物科学部),伊佐 保香(岐阜大学応用生物科学部),中川 智行(岐阜大学応用生物科学部),柘植 治人(中部大学応用生物科学部),早川 享志(岐阜大学応用生物科学部)
日本ビタミン学会   2008年4月   

Works

 
ハイアミローススターチの質的評価と栄養・生理機能 : 生活習慣病予防をめざして
2001年

競争的資金等の研究課題

 
文部科学省: 科学研究費補助金(一般研究(C))
研究期間: 1994年 - 1995年    代表者: 早川 享志
澱粉製品の中には消化を受けず,大腸に達する澱粉成分の存在(難消化性澱粉:RS)が認められている。こうした食事成分は,食物繊維(DF)と同様に腸中環境の制御を介して生体機能調節に寄与していると考えられる。本研究においては,まず,ハイアミロースデンプンから老化デンプンを調製し,アミラーゼ処理によりRSを得た。次に,Wistar系雄ラットを用い,セルロースパウダー(CP)を対照として,調製RSとコンニャクマンナン(KM)および市販ペクチン(PE)をDFレベルとして4%および8%となるように実験飼...
水溶性ビタミンの栄養学
非栄養成分の栄養機能
機能水(アルカリイオン水)の生理効果
食品成分による大腸内環境の改善

社会貢献活動

 
厚生研究費公開講演会
【】  長寿財団  長寿財団  2005年9月10日
講師
平成17年機能水シンポジウム
【】  財団法人機能水研究振興財団  財団法人機能水研究振興財団  2006年3月9日
講師
キャンパスライフヘルパー
【】  2006年4月1日 - 2007年3月31日
キャンパスライフヘルパー
食品衛生特論
【】  岐阜女子大学大学院  岐阜女子大学大学院  2006年4月1日 - 2007年3月31日
非常勤講師
食品環境演習
【】  岐阜女子大学  岐阜女子大学  2006年4月1日 - 2007年3月31日
非常勤講師