2016年4月 - 2019年3月
アクチノリザル共生シグナル物質である環状ジアリールヘプタノイドの生合成と作用機作
日本学術振興会 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 16H04951
- 体系的課題番号
- JP16H04951
- 配分額
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- (総額)
- 17,160,000円
- (直接経費)
- 13,200,000円
- (間接経費)
- 3,960,000円
- 資金種別
- 競争的資金
アクチノリザル樹木は、環状ジアリールヘプノイド(CDHs)を特異的に生合成し、放線菌フランキアとの共生シグナル物質として利用し、フランキアから窒素源を獲得する。本研究では、オオバヤシャブシのCDHの生合成に関わる酵素遺伝子のトランスクリプトーム解析を行った。まず縮合酵素に関しては、1種のポリケチドシンターゼ候補遺伝子を特定したものの、発現酵素は二段階の縮合を触媒できなかった。そこで、中間体であるジケチドCoAの類縁体を合成し基質としたが反応は進行しなかった。一方、p-クマル酸二重結合還元酵素については、2つの候補遺伝子を特定し、異種タンパク質発現したが、この酵素は基質側鎖を還元できなかった。
- ID情報
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- 課題番号 : 16H04951
- 体系的課題番号 : JP16H04951