MATSUDA Hironori

J-GLOBAL         Last updated: Mar 26, 2019 at 16:26
 
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Name
MATSUDA Hironori
Affiliation
Kobe University
Section
Graduate School of Humanities Division of Human Cultural Studies
Job title
Professor

Research Interests

 
 

Research Areas

 
 

Awards & Honors

 
May 1997
J.ロビンソン=ヴァレリー編『科学者たちのポール・ヴァレリー』の翻訳, 日本翻訳出版文化賞, 日本翻訳家協会
Winner: MATSUDA HIRONORI
 

Published Papers

 
ヴァレリーとポッジ - エクリチュールの相克
MATSUDA HIRONORI
ヴァレリーにおける詩と芸術   131-148   Aug 2018   [Invited]
ポール・ヴァレリーとカトリーヌ・ポッジがいかにして「二人で一人」、「一人で二人」の思考の共同体を作ろうとしていたのかを、二人の書簡集やそれぞれの日記から探るとともに、そこに熱力学第二法則やネゲントロピー、ならびに身体論など当時の先端的な思想の影響が表れていることを明らかにした。
ヴァレリー、ジャン・ヴォワリエへの手紙
MATSUDA HIRONORI
ヴァレリー研究   (6) 32-44   Nov 2016   [Invited]
ヴァレリーがその最晩年の愛人ジャンヌ・ロヴィトン(筆名:ジャン・ヴォワリエ)に宛てた書簡、ならびにそれに付した詩、さらにヴォワリエをモデルとした秘書リュストが登場する演劇作品『わがファウスト』を分析しつつ、ヴァレリーのいう「黄昏時の優しさ」のありようを明らかにした。
ヴァレリー『カイエ・ド・セット』の生成
MATSUDA HIRONORI
紀要   (41) 67-112   Mar 2015
ポール・ヴァレリーがまだ中学生のころに書いた詩を翻訳しつつ、それらの詩がヴィクトール・ユゴーやポール・ヴェルレーヌなどの影響を受けていること、さらにヴァレリーがそうした先人のパロディーを作りつつ、自らの詩法を獲得すべく努力している様を明らかにした。
『わがファウスト』あるいは双頭の蛇
MATSUDA HIRONORI
ヴァレリー集成   (6) 472-485   Jul 2012   [Invited]
ヴァレリーの最晩年の演劇作品『わがファウスト』を構成する二つの演劇作品「リュスト」と「孤独者」がどのような関係にあるのかを分析しつつ、それがヴァレリーにとって親しいエンブレムである「双頭の蛇」に対応していることを明らかにした。
『カイエ』におけるヴァレリーのデッサン
MATSUDA HIRONORI
ヴァレリー集成   (5) 416-463   Feb 2012   [Invited]
ヴァレリーがその日記帳『カイエ』に描いたデッサンをテーマ別に分析しつつ、それらが文字表現とどのような関係にあるのかを解明することにより、彼のエクリチュール生成の秘密を解き明かした。

Misc

 
Catherine Pozzi / Paul Valéry, La flamme et la cendre
MATSUDA HIRONORI
ヴァレリー研究   (7) 89-99   Nov 2017   [Refereed][Invited]
ポール・ヴァレリーとカトリーヌ・ポッジとの間で交わされた往復書簡集のはらむ問題点のいくつかを指摘した。とりわけ二人がいかに愛の共同体を作ろうとしたのか、思考の共有はなぜ失敗したのか等の問題に答えた。
ヴァレリーを読む中井久夫
MATSUDA HIRONORI
中井久夫コレクション5 私の「本の世界」   345-358   Mar 2013   [Invited]
日本を代表する精神科医の中井久夫がポール・ヴァレリーの作品をどのように読み、どのように解釈するのかを、中井とともにヴァレリーの詩集『コロナ/コロニラ』(みすず書房、2010年)を共訳した者の視点から描いた。

Books etc

 
Bon, allons-y!
SAKAMOTO CHIYO, MATSUDA HIRONORI, IWAMOTO KAZUKO, NAKAHATA HIROYUKI, ASAKURA MIE, MINAMI CONNIE (Part:Joint Work)
Asahi Press   Jan 2017   

Conference Activities & Talks

 
Valéry et Pozzi - écritures qui se regardent [Invited]
MATSUDA HIRONORI
2017年度秋季日仏シンポジウム『芸術照応の魅惑3 - ヴァレリーにおける詩と芸術』   Oct 2017   日仏会館 (東京)
ポール・ヴァレリーとカトリーヌ・ポッジの求めた究極の愛の姿を、その作品や往復書簡を通して研究した。とりわけ、ポッジの遺作『魂の肌』の研究を通して、二人の身体感の相違を明らかにした。
ポール・ヴァレリーとカトリーヌ・ポッジの往復書簡集『La flamme et la cendre』をめぐって [Invited]
MATSUDA HIRONORI
日本ヴァレリー研究センター年次総会   Jan 2017   日本ヴァレリー研究センター
ヴァレリーとポッジの交わした書簡の研究を通して、二つの強烈な「個」がどのような愛の共同体を作ろうとしているのか、そこで、1920年代に知識人の関心を集めていた「熱力学の第二法則」ならびにネゲエントロピーがどのように二人の愛の分析に作用しているかを明らかにした。
『Lettres à Jean Voilier』をめぐって [Invited]
MATSUDA HIRONORI
日本ヴァレリー研究センター年次総会   Jan 2016   日本ヴァレリー研究センター
ヴァレリーがその最晩年の恋人ジャンヌ・ロヴィトン(筆名:ジャン・ヴォワリエ)に宛てた手紙を、その手紙に添えた詩(これは後の詩集『コロナ/コロニラ』となる)、さらにはジャンヌを念頭に書かれた演劇作品『わがファウスト』などと関連づけて分析しつつ、ヴァレリーのいう「黄昏時の優しさ」のありようを明らかにした。そしてこれが、ヴァレリーが青年期に作った自らの知的偶像であるムッシュー・テストにたいするアンチ・テーゼであることも併せて指摘した。
ヴァレリーと官能性
MATSUDA HIRONORI
愛知学院大学文学研究会   Jun 2011   
地中海的な知性の持ち主などと言われ続けているポール・ヴァレリーの作品に色濃く出ているエロティシズムの分析を通して、彼が自ら作り上げた様々な神話の数々の真相を明らかにした。
ヴァレリーと『コロニラ』
MATSUDA HIRONORI
慶応義塾大学文学研究会   Nov 2009   
ヴァレリーが最晩年の愛人ジャン・ヴォワリエにささげた詩集『コロナ/コロニラ』にみられる「黄昏時の優しさ」を分析した。また、フランス国立図書館の資料に基づいてこの詩集の成立過程などを明らかにした。