基本情報

所属
中部大学 非常勤講師
学位
理学博士(京都大学)

研究者番号
80202323
J-GLOBAL ID
200901006161586567
researchmap会員ID
1000023793

大学院時代には、最高エネルギー宇宙線の化学組成に関する研究を行っていました。
その後、宇宙線の起源に関する研究を続けています。最高エネルギー宇宙線の研究、
地上での天体ガンマ線探索を経、現在は太陽中性子観測を行っています。
最高エネルギー宇宙線の研究では、山梨県の明野村(現北杜市)におけるAGASAプロジェクトで研究を行いました。1987年の超新星SN1987Aを機に、日本の多くの宇宙線研究者がニュージーランドでJANZOSプロジェクトを開始しましたが、それに参加し、大気チェレンコフ光の観測によるガンマ線探索を行いました。その後オーストラリアで開始したCANGAROOプロジェクトに参加しました。これも大気チェレンコフ光観測によるガンマ線探索です。太陽中性子観測は名古屋大学に勤務してから始めたものです。
太陽中性子は加速粒子と太陽大気との相互作用で生成されます。太陽中性子を観測する目的は、太陽高エネルギー粒子加速機構を解明することです。名古屋大学では乗鞍を含む世界7か所に太陽中性子望遠鏡を設置し、太陽中性子の24時間観測を行ってきました。2013年にはメキシコの4,600m高山シェラネグラ山には究極の太陽中性子検出実験として、SciCRT (SciBar Cosmic Ray Telescope) 実験を開始しました。SciBar は加速器実験に使用されていたもので、関係者のご厚意により、宇宙線実験に使用することができました。第24太陽活動期では太陽中性子イベントを検出することができませんでしたが、2020年から始まった第25太陽活動期では、イベントの検出が期待されます。
また、重力マイクロレンズを用いて系外惑星探査を行っている MOAグループにも参加しています。この他、宇宙物理全般や宇宙線に関連する周辺分野への関心も高いです。
これらの経験を通し、いろいろな国の研究者と関りを持ってきましたが、特に密接な海外との共同研究は、ニュージーランド、オーストラリア、ボリビア、メキシコで行ってきました。最近の太陽中性子観測においては、メキシコ、ボリビアの研究者との交流が頻繁です。

名古屋大学は2023年3月をもって退職しました。

2023年4月からは、非常勤講師として中部大学に勤務しながら研究活動を継続しています。


主要な論文

  337

主要なMISC

  267

書籍等出版物

  2

講演・口頭発表等

  13

所属学協会

  3

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4