山本 裕二

J-GLOBALへ         更新日: 18/12/08 05:02
 
アバター
研究者氏名
山本 裕二
eメール
yamamotohtc.nagoya-u.ac.jp
URL
http://www.htc.nagoya-u.ac.jp/~yamamoto/

研究分野

 
 

論文

 
Yokoyama K, Shima H, Fujii K, Tabuchi N, Yamamoto Y
Physical review. E   97(2-1) 022410   2018年2月   [査読有り]
社会行動の数理モデルを用いて,サッカーの3対1ボール保持課題における3者の連携した動きを再現した.そして洗練されたチームワークを発揮するためには、個人が「空間力」「回避力」「協調力」という3種類の「見えない力」を察知して動く必要があることを明らかにした.さらに,「協調力」の一部を物理的に再現する道具として、プレイヤー間をゴムバンドで繋ぐ練習道具を開発した.
Hasegawa Y, Fujii K, Miura A, Yamamoto Y
Journal of sports sciences   35(13) 1239-1246   2017年7月   [査読有り]
熟練者のゴルフパッティングにおける微細な調整能力を検討するために,10名のプロ選手と10名のある程度熟練したアマチュア選手を対象に,0.6mから3.3mまでの0.3mごとのパッティング動作を分析した.その結果,プロ選手のほうがアマチュア選手よりもインパクト時の速度が距離に依存して変化しており,より微細な調節をしていることが示唆された.
Akifumi Kijima, Hiroyuki Shima, Motoki Okumura, Yuji Yamamoto & Michael J. Richardson
Frontier in Psychology   8 3   2017年2月   [査読有り]
三者の協調行動における場の対称性の影響を検討するために,三者同時ジャンプ課題を開発し,場の対称性を操作して検討した.その結果,場の対称性が高い場合には三者がほぼ同時にジャンプし,三者ともがリーダー(最初に飛び出す人)になりうるが,場の対称性が低い場合には,その非対称性に拘束され,特定の位置にいる人がリーダーになりやすいことが明らかになった.
Motoki Okumura, Akifumi Kijima & Yuji Yamamoto
Ecological Psychology   29 1-22   2017年1月   [査読有り]
剣道における二者の間合いについて,熟練者と未熟練者を対象に,試合中の動きを検討した.その結果,熟練者,未熟練者ともに静的に計測した知覚的な打突可能距離を基に,間合いの攻防を試合中も行っているが,熟練者の方がより,この打突可能距離の近辺で激しく動いていることが明らかになった.
Takehito Hirakawa,Hiroo Suzuki,Kazutoshi Gohara,Yuji Yamamoto
I. J. Bifurcation and Chaos   27(12) 1-18   2017年12月   [査読有り]
切替ダイナミクスという力学系理論に基づき,二つの異なる時間入力による連続追従運動の切替が,時間入力の時間幅によって異なり,運動のフラクタル次元がこの時間幅と反比例することを実験的に明らかにした.
Chidori K, Yamamoto Y
PloS one   12(7) e0180898   2017年   [査読有り]
高齢者の歩行におけるストライド時間の変動の大きさが,体幹の側方へのゆれの振幅だけではなく,その時間発展における規則性に依存していることを,力学系リオンを基にしたリターンマップ分析で明らかにした.これは,高齢者の転倒予防のために,側方へのゆれの規則性を高めていくことが重要であることを示唆するものである.
Fujii K, Yoshihara Y, Tanabe H, Yamamoto Y
Frontiers in human neuroscience   11 298   2017年   [査読有り]
Keisuke Fujii, Keiko Yokoyama, Takeshi Koyama, Akira Rikukawa, Hiroshi Yamada, Yuji Yamamoto
Scientific Reports   6 23911   2016年4月   [査読有り]
Takehito Hirakawa,Hiroo Suzuki,Motoki Okumura,Kazutoshi Gohara,Yuji Yamamoto
I. J. Bifurcation and Chaos   26(10) 1-18   2016年   [査読有り]
Keisuke Fujii, Tadao Isaka, Motoki Kouzaki, Yuji Yamamoto
Scientific Reports   5 16140   2015年11月   [査読有り]
Kota Yamamoto, Seijiro Tsusui, & Yuji Yamamoto
Human Movement Science   44 102-110   2015年9月   [査読有り]
3ボールジャグリングの学習過程で,ボール保持率が学習早期に二つのタイプに分かれ,その二つのタイプが,ファレー数列の単純な比の組み合わせに従うことを明らかにした.
Suzuki, H. and Yamamoto, Y.
Human Movement Science   41 193-206   2015年3月   [査読有り]
卓球の連続切替打動作において,ボールの投射間隔を変えること(時間圧を変更)が,技能レベルに及ぼす影響を,運動のダイナミクスから検討した.そして,打動作の切替によって生じ足るフラクタル遷移を定量化した結果,技能レベルに関わらず秩序ある動作を行える時間圧には限界があること,そして,上手な人ほどその時間圧が高いことが明らかになった.
Akito Miura, Shinya Fujii, Yuji Yamamoto, Kazutoshi Kudo
Journal of Dance Medicine & Science   19 11-21   2015年3月   [査読有り]
A. Kijima, K. Yokoyama, H. Shima, Y. Yamamoto
European Physical Journal B   87 10.1140/epjb/e2014-40987-5   2014年2月   [査読有り]
サッカーの試合における両チームが作る境界線とボールの動きに,自己相似性(フラクタル)があることを,実際のデータから明らかにした.
鈴木啓央・山本裕二
スポーツ心理学研究   40(2) 91-108   2013年9月   [査読有り]
Yamamoto Y., Yokoyama K., Okumura M., Kijima A., Kadota K., Gohara K.
PLoS ONE   8(9) e72436   2013年9月   [査読有り]
ボクシングやフェンシングなど、二者が競う対人競技においては、間合いの攻防が勝負の決め手となります。日本の武道である剣道では、動き出してから打突に至るまで、0.4秒も要しません。こうした素早い攻防が行われる剣道の試合における二者の動きを、リターンマップを用いて分析しました。その結果、複雑に見える素早い攻防が、わずか6個のパターンの切り替えで成り立っていることを明らかにしました。さらに、その攻防は遠い間合いでの素早い攻防」と、「近い間合いでのゆっくりした攻防」の2つに分類されました。そして熟練...
Shinichi Yamagiwa,Naka Gotoda,Yuji Yamamoto
Proceedings of the International Congress on Sports Science Research and Technology Support, icSPORTS 2013, Vilamoura, Algarve, Portugal, September 20-22, 2013.   30-40   2013年   [査読有り]
Motoki Okumura, Akifumi Kijima, Koji Kadota, Keiko Yokoyama, Hiroo Suzuki, & Yuji Yamamoto
PLoS ONE   7(12) e51877   2012年12月   [査読有り]
剣道の試合における二者の詰め引きの位相差が,対人間距離によって同相同期から逆相同期に切り替わることを見いだした.さらにその切り替わりが10センチの精度によって,生じていることを明らかにした.
Akifumi Kijima, Koji Kadota, Keiko Yokoyama, Motoki Okumura, Hiroo Suzuki, Richard C. Schmidt, & Yuji Yamamoto
PLoS ONE   7(11) e47911   2012年11月   [査読有り]
二者の競合行動をタグ取り鬼ごっこという形で実験的に検討した結果,同じ相手と試合を繰り返していくにつれて決着がつかず,試合時間が長くなっていった.その原因は,相手との間合い(距離)を学習することによって,相手の動きに合わせて,自らが負けないような戦略をとっていくことにあったことを明らかにした.
関係論的アプローチによる体育の授業デザイン
岡野昇・山本裕二
学校教育研究   27 80-92   2012年7月   [査読有り]
Yuji Yamamoto and Keiko Yokoyama
PLoS ONE   6(12) e29638   2011年12月   [査読有り]
2006年のワールドカップ決勝(イタリア対フランス)と2006年のキリンカップ(日本対ガーナ)におけるパスの出し手と受け手の選手を調べ,ネットワーク理論からパス回しについて分析しました.その結果,他の多くのネットワークと同様に,サッカーゲームのパス回しについてもベキ則が成り立つことが明らかになりました.これは,ハブと呼ばれるパスを回す中心選手がいることを示すものです.しかしながら,このハブとなる選手は,試合経過によって切替り,複数の選手が一試合の中でハブとなっていることがわかりました.さら...
Keiko Yokoyama,Yuji Yamamoto
PLoS Computational Biology   7(10) 10.1371/journal.pcbi.1002181   2011年10月   [査読有り]
スポーツ(サッカーの3対1のパス練習)において三者が,物理的にはつながれていないにもかかわらず,あたかも何かでつながれているかのように,他の二者の動きを同時に感じて動く連携パタンを示し,それが対称性ホップ分岐理論に基づく対称性の破れによって説明できることを明らかにした
横山慶子・山本裕二
認知科学   18(2) 284-298   2011年6月   [査読有り]
*ボールゲームの質的変化とその制御要因-6人制フィールドホッケーを対象として-
横山慶子・山本裕二
体育学研究   54 355-365   2009年12月   [査読有り]
大学生と小学生のホッケーゲームを対象に,全選手とボールの位置を試合全体を通じて分析し,その中で攻撃が成功する場面と失敗する場面を比較した結果,成功時にはチーム間距離がある臨界点に達した時にボールと全体の相対距離の変動が大きくなり,そこが成功と失敗の分岐点になることが明らかになった.
*Scale-free property of the passing behaviour in a team sport
Yuji Yamamoto
International Journal of Sport and Health Science   7 86-95   2009年12月   [査読有り]
ボールゲームの一つであるサッカーゲーム中のパス行動について,ネットワーク理論を援用し,パスの出し手と受け手の接触回数がベキ則になることを見出した.これはパス行動がハブを中心に広がる自己組織現象の特徴として位置づけられた.
Koyama S, Tsuruhara K, Yamamoto Y
Perceptual and motor skills   108(1) 327-338   2009年2月   [査読有り]
H. Ito, H. Saito, T. Shiraishi, H. Shimizu, and Y. Yamamoto
Neuroreport   19 1411-1415   2008年8月   [査読有り]
無意味動作系列の記憶課題中の脳活動をNIRSによって測定し,姿勢間結合の複雑さの違いによって記憶処理が異なることを明らかにした.
打動作における体幹回旋動作の獲得
山本裕二
体育学研究   52(4) 351-360   2007年7月   [査読有り]
打動作における体幹回旋動作を,さまざまな運動を経験することによって獲得するという,これまでにない学習方法の提案とその実践的検討
井藤寛志・齋藤洋典・白石知子・山本裕二
認知科学   14(2) 192-205   2007年6月   [査読有り]
*An alternative approach to the acquisition of a complex motor skill: multiple movement training on tennis stroke
Yuji Yamamoto
International Journal of Sport and Health Science   2 169-179   2004年   [査読有り]
This study examined an alternative approach for acquiring a complex motor skill using constraints. In order to determine the efficacy of two alternatives for learning tennis striking actions, forehand and backhand strokes were practiced over five ...
新たな運動学習の地平:ダイナミカルシステムアプローチの可能性
山本裕二
体育学研究   47(2) 125-140   2002年   [査読有り]
連続および複合打球動作が打球成績に及ぼす影響:ダイナミカルシステムアプローチからの検討
山本裕二
体育学研究   47(3) 243-251   2002年
Compensatory coordination of release parameters in a throwing task
K. Kudo, S. Tsutsui, T. Ishikura, T. Ito, & Y. Yamamoto
Journal of Motor Behavior   32(4) 337-345   2000年   [査読有り]
*Continuous hitting movement modeled from the perspective from dynamical systems with temporal input
Yuji Yamamoto, Kazutoshi Gohara
Human Movement Science   19 341-371   2000年   [査読有り]
巧みな動き-入出力の連続性と多様性-
山本裕二,郷原一寿
認知科学   6(3) 332-345   1999年   [査読有り]
テニスの技能学習で初心者には何がなぜ難しいのか?-自己評価チェックリストからの検討-
山本裕二,竹之内隆志
スポーツ心理学研究   23(1) 7-15   1996年   [査読有り]
身体運動における打動作の学習に関する事例的検討
山本裕二
認知科学   3(3) 87-98   1996年   [査読有り]
Yuji Yamamoto
Human Movement Science   15 899-908   1996年   [査読有り]
逆U字仮説に対する注意の狭小化現象からの再検討
山本裕二,井箟敬,工藤敏巳,中込四郎
体育学研究   30 2   1985年   [査読有り]

Misc

 
Yokoyama Keiko, Shima Hiroyuki, Fujii Keisuke, Tabuchi Noriyuki, Yamamoto Yuji
PHYSICAL REVIEW E   97(2)    2018年2月
Takehito Hirakawa, Hiroo Suzuki, Kazutoshi Gohara, & Yuji Yamamoto
International Journal of Bifurcation and Chaos   27 1730040   2017年12月   [査読有り]
Kazuhiro Chidori & Yuji Yamamoto
PLoS ONE   12(7) e0180898   2017年7月   [査読有り]
Keisuke Fujii, Yuki Yoshihara, Hiroko Tanabe, & Yuji Yamamoto
Frontier in Human Neuroscience   11 298   2017年6月   [査読有り]
Akifumi Kijima, Hiroyuki Shima, Motoki Okumura, Yuji Yamamoto & Michael J. Richardson
Frontier in Psychology   8 3   2017年2月   [査読有り]
Motoki Okumura, Akifumi Kijima & Yuji Yamamoto
Ecological Psychology   29 1-22   2017年1月   [査読有り]
Hasegawa Yumiko, Fujii Keisuke, Miura Akito, Yamamoto Yuji
JOURNAL OF SPORTS SCIENCES   35(13) 1239-1246   2017年
Takehito Hirakawa, Hiroo Suzuki, Motoki Okumura, Kazutoshi Gohara, & Yuji Yamamoto
International Journal of Bifurcation and Chaos   26 1630026   2016年9月   [査読有り]
Keisuke Fujii, Keiko Yokoyama, Takeshi Koyama, Akira Rikukawa, Hiroshi Yamada, Yuji Yamamoto
Scientific Reports   6 23911   2016年4月   [査読有り]
Keisuke Fujii, Tadao Isaka, Motoki Kouzaki, Yuji Yamamoto
Scientific Reports   5 16140   2015年11月   [査読有り]
Kota Yamamoto, Seijiro Tsusui, & Yuji Yamamoto
Human Movement Science   44 102-110   2015年9月   [査読有り]
3ボールジャグリングの学習過程で,ボール保持率が学習早期に二つのタイプに分かれ,その二つのタイプが,ファレー数列の単純な比の組み合わせに従うことを明らかにした.
Suzuki, H. and Yamamoto, Y.
Human Movement Science   41 193-206   2015年3月   [査読有り]
卓球の連続切替打動作において,ボールの投射間隔を変えること(時間圧を変更)が,技能レベルに及ぼす影響を,運動のダイナミクスから検討した.そして,打動作の切替によって生じ足るフラクタル遷移を定量化した結果,技能レベルに関わらず秩序ある動作を行える時間圧には限界があること,そして,上手な人ほどその時間圧が高いことが明らかになった.
Akito Miura, Shinya Fujii, Yuji Yamamoto, Kazutoshi Kudo
Journal of Dance Medicine & Science   19 11-21   2015年3月   [査読有り]
A. Kijima, K. Yokoyama, H. Shima, Y. Yamamoto
European Physical Journal B   87 10.1140/epjb/e2014-40987-5   2014年2月   [査読有り]
サッカーの試合における両チームが作る境界線とボールの動きに,自己相似性(フラクタル)があることを,実際のデータから明らかにした.
フラクタル次元からみた切替打球動作の巧みさ
鈴木啓央・山本裕二
スポーツ心理学研究   40(2) 91-108   2013年9月   [査読有り]
Yamamoto Y., Yokoyama K., Okumura M., Kijima A., Kadota K., Gohara K.
PLoS ONE   8(9) e72436   2013年9月   [査読有り]
ボクシングやフェンシングなど、二者が競う対人競技においては、間合いの攻防が勝負の決め手となります。日本の武道である剣道では、動き出してから打突に至るまで、0.4秒も要しません。こうした素早い攻防が行われる剣道の試合における二者の動きを、リターンマップを用いて分析しました。その結果、複雑に見える素早い攻防が、わずか6個のパターンの切り替えで成り立っていることを明らかにしました。さらに、その攻防は遠い間合いでの素早い攻防」と、「近い間合いでのゆっくりした攻防」の2つに分類されました。そして熟練...
Motoki Okumura, Akifumi Kijima, Koji Kadota, Keiko Yokoyama, Hiroo Suzuki, & Yuji Yamamoto
PLoS ONE   7(12) e51877   2012年12月   [査読有り]
剣道の試合における二者の詰め引きの位相差が,対人間距離によって同相同期から逆相同期に切り替わることを見いだした.さらにその切り替わりが10センチの精度によって,生じていることを明らかにした.
Akifumi Kijima, Koji Kadota, Keiko Yokoyama, Motoki Okumura, Hiroo Suzuki, Richard C. Schmidt, & Yuji Yamamoto
PLoS ONE   7(11) e47911   2012年11月   [査読有り]
身体の動きからヒトを知る
山本裕二
精神療法   38(5) 626-633   2012年10月   [依頼有り]
関係論的アプローチによる体育の授業デザイン
岡野昇・山本裕二
学校教育研究   27 80-92   2012年7月   [査読有り]
Yuji Yamamoto and Keiko Yokoyama
PLoS ONE   6(12) e29638   2011年12月   [査読有り]
2006年のワールドカップ決勝(イタリア対フランス)と2006年のキリンカップ(日本対ガーナ)におけるパスの出し手と受け手の選手を調べ,ネットワーク理論からパス回しについて分析しました.その結果,他の多くのネットワークと同様に,サッカーゲームのパス回しについてもベキ則が成り立つことが明らかになりました.これは,ハブと呼ばれるパスを回す中心選手がいることを示すものです.しかしながら,このハブとなる選手は,試合経過によって切替り,複数の選手が一試合の中でハブとなっていることがわかりました.さら...
Keiko Yokoyama and Yuji Yamamoto
PLoS Computational Biology   7(9) 10.1371/journal.pcbi.1002181   2011年10月   [査読有り]
スポーツ(サッカーの3対1のパス練習)において三者が,物理的にはつながれていないにもかかわらず,あたかも何かでつながれているかのように,他の二者の動きを同時に感じて動く連携パタンを示し,それが対称性ホップ分岐理論に基づく対称性の破れによって説明できることを明らかにした
ボールゲームにおけるチーム内連携のダイナミクス-6人制フィールドホッケーによる検証-
横山慶子・山本裕二
認知科学   18(2) 284-298   2011年6月   [査読有り]
*Scale-free property of the passing behaviour in a team sport
Yuji Yamamoto
International Journal of Sport and Health Science   7 86-95   2009年12月   [査読有り]
ボールゲームの一つであるサッカーゲーム中のパス行動について,ネットワーク理論を援用し,パスの出し手と受け手の接触回数がベキ則になることを見出した.これはパス行動がハブを中心に広がる自己組織現象の特徴として位置づけられた.
*ボールゲームの質的変化とその制御要因-6人制フィールドホッケーを対象として-
横山慶子・山本裕二
体育学研究   54 355-365   2009年12月   [査読有り]
大学生と小学生のホッケーゲームを対象に,全選手とボールの位置を試合全体を通じて分析し,その中で攻撃が成功する場面と失敗する場面を比較した結果,成功時にはチーム間距離がある臨界点に達した時にボールと全体の相対距離の変動が大きくなり,そこが成功と失敗の分岐点になることが明らかになった.
Brain responses to meaningless postures as measured by near-infrared spectroscopy
H. Ito, H. Saito, T. Shiraishi, H. Shimizu, and Y. Yamamoto
Neuroreport   19 1411-1415   2008年8月   [査読有り]
無意味動作系列の記憶課題中の脳活動をNIRSによって測定し,姿勢間結合の複雑さの違いによって記憶処理が異なることを明らかにした.
打動作における体幹回旋動作の獲得
山本裕二
体育学研究   52(4) 351-360   2007年7月   [査読有り]
打動作における体幹回旋動作を,さまざまな運動を経験することによって獲得するという,これまでにない学習方法の提案とその実践的検討
姿勢間結合処理の効果:プローブ再生課題を用いた検討
井藤寛志・齋藤洋典・白石知子・山本裕二
認知科学   14(2) 192-205   2007年6月   [査読有り]
ダーツ学習過程のゆらぎ
山本裕二・水藤弘吏・船橋孝恵・横山慶子・今井辰也・鶴原清志・岡本敦・池上康男
総合保健体育科学   30 1-6   2007年3月
ダーツの学習過程におけるゆらぎをDFAによって分析した
CMI-CG (Controlability of Mental Imagery Computer Graphics version) の作成
岡本敦・水藤弘吏・今井辰也・鶴原清志・池上康男・山本裕二
総合保健体育科学   30 7-14   2007年3月
CMIテストのCG版を作成した
運動イメージの統御可能性(CMI)テスト・コンピュータグラフィックス(CG)版の妥当性と信頼性の検討
鶴原清志・山本裕二・岡本敦・今井辰也・水藤弘吏・池上康男
総合保健体育科学   30 15-20   2007年3月
CMIテストのCG版の信頼性と妥当性を検討した
*An alternative approach to the acquisition of a complex motor skill: multiple movement training on tennis stroke
Yuji Yamamoto
International Journal of Sport and Health Science   2 169-179   2004年   [査読有り]
This study examined an alternative approach for acquiring a complex motor skill using constraints. In order to determine the efficacy of two alternatives for learning tennis striking actions, forehand and backhand strokes were practiced over five ...
連続および複合打球動作が打球成績に及ぼす影響:ダイナミカルシステムアプローチからの検討
山本裕二
体育学研究   47(3) 243-251   2002年
新たな運動学習の地平:ダイナミカルシステムアプローチの可能性
山本裕二
体育学研究   47(2) 125-140   2002年   [査読有り]
打球動作の運動制御と学習へのダイナミカルシステムアプローチ
山本裕二
体育の科学   51(3) 214-219   2001年
ヒューマン・ムーブメント・サイエンスの構築に向けて
山本裕二
総合保健体育科学   24(1) 29-36   2001年
*Continuous hitting movement modeled from the perspective from dynamical systems with temporal input
Yuji Yamamoto, Kazutoshi Gohara
Human Movement Science   19 341-371   2000年   [査読有り]
Compensatory coordination of release parameters in a throwing task
K. Kudo, S. Tsutsui, T. Ishikura, T. Ito, & Y. Yamamoto
Journal of Motor Behavior   32(4) 337-345   2000年   [査読有り]
打球動作の制御・学習へのダイナミカルシステムアプローチ
山本裕二
総合保健体育科学   22(1) 1-12   1999年
打球動作で何が獲得されるか-計算論とダイナミカルシステムの立場から
山本裕二
東海保健体育科学   21 15-30   1999年   [査読有り]
巧みな動き-入出力の連続性と多様性-
山本裕二,郷原一寿
認知科学   6(3) 332-345   1999年   [査読有り]
The relation between preparatory stance and trunk rotation movements
Yuji Yamamoto
Human Movement Science   15 899-908   1996年   [査読有り]
身体運動における打動作の学習に関する事例的検討
山本裕二
認知科学   3(3) 87-98   1996年   [査読有り]
テニスの技能学習で初心者には何がなぜ難しいのか?-自己評価チェックリストからの検討-
山本裕二,竹之内隆志
スポーツ心理学研究   23(1) 7-15   1996年   [査読有り]
テニスのボレー動作におけるタイミングエラーとスペーシングエラーの分析
山本裕二
総合保健体育科学   17(1) 41-50   1994年
実業団女子ソフトテニス選手へのメンタルトレーニングの事例から -選手とカウンセラーとの関係性
鈴木壮,中込四郎,山本裕二
岐阜大学教育学部研究報告(自然科学)   17 87-103   1993年
Relationship between egostates and performance in 470 class yacht races
三重大学教育学部研究紀要   44 85-91   1993年
力量調整を伴うタイミング動作の分析
中京大学体育学論叢   32 1   1990年
逆U字仮説に対する注意の狭小化現象からの再検討
山本裕二,井箟敬,工藤敏巳,中込四郎
体育学研究   30 2   1985年   [査読有り]

書籍等出版物

 
*複雑系としての身体運動
山本裕二
東京大学出版会   2005年12月   
身体運動を複雑系としてとらえ,打球動作を題材に,情報処理論的アプローチとダイナミカルシステムアプローチの双方から分析し,複雑に見える運動には単純な規則性があることを明らかにした.さらに,その規則性を生かした複合運動学習を提案し,その方策の有効性を立証した.
Interpersonal Coordination and Performance in Social Systems
Yuji Yamamoto, Motoki Okumura, Keiko Yokoyama, Akifumi Kijima (担当:分担執筆)
Routledge   2016年9月   ISBN:978-1-138-90108-7
よくわかるスポーツ心理学
中込四郎,伊藤豊彦,山本裕二(編著) (担当:共著)
ミネルヴァ書房   2012年3月   
考えて強くなるソフトテニストータルデザイン
水野哲也・山本裕二・井箟敬・工藤敏巳・杉山貴義 (担当:共著)
大修館書店   2008年4月   
ジュニアスポーツの心理学
市村操一・杉山佳生・山本裕二 (担当:共著)
大修館書店   2008年1月   

競争的資金等の研究課題

 
バイオロジカルモーションを用いた対人技能ダイナミクスの解明
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2017年4月 - 2020年3月
我々は世界に先駆け,詳細な計測と独創的な解析で,格闘技型の対人スポーツ・侵入型の集団スポーツにおける複雑に見える選手間協調・競合に潜むダイナミクス(規則性)を明らかにしてきた.特に,複雑に見える二者の攻防には,4つの基本パターン(漸近・回転型×アトラクタ・リペラ)があることが示唆された.本研究では,対人技能がこれら4つの基本となるダイナミクスに基づいていることを,バイオロジカルモーションを用いて実験的に検証する.
これは,対人技能は自らが有するダイナミクスに基づいて,他者の動きに潜むダイナ...
スポーツに心理的距離は存在するか
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2013年4月 - 2016年3月
標的照準課題(ゴルフなど)において,物理的距離と心理的距離が等価であるか否かを,運動学的変数と知覚変数から明らかにする.そこには,知覚的歪みに基づく,運動の歪みの存在を仮定するものである.
競創ダイナミクスの統合的理解
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2012年4月 - 2016年3月
集団ダイナミクスを可視聴化により探る
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2010年4月 - 2013年3月    代表者: 山本 裕二
スポーツ技能の獲得・向上への力学系理論からの統合的理解
日本学術振興会: 科学研究費助成事業
研究期間: 2008年4月 - 2012年3月    代表者: 山本裕二
スポーツ技能のような複雑な身体運動に対しては,従来の機械論的なとらえ方ではなく,複雑な振る舞いを要素間の相互作用に基づく自己組織的な創発現象としてとらえる力学系理論からの検討が有効であり,本研究では,スポーツ技能を力学系理論から統合的に理解し,その獲得,向上,指導に寄与することを目的とする.