MISC

2017年

丹州木材市場における、スギ丸太の径級、材質と価格の関係性を探る

日本森林学会大会発表データベース
  • 山本 江里子
  • ,
  • 長島 啓子
  • ,
  • 田中 和博

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記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本森林学会

<p>現在,素材生産業者・林業事業体(川上)と,木材の加工・流通業者(川中),実際に利用する工務店など(川下)の各産業を結びつけるサプライチェーンの構築が課題である。特に川上から供給される材と,市場が求める需要が一致していないことが問題として指摘されている。本研究では,川上と川中に焦点を当て,川中で求められる素材の材質調査とその価格調査を行い,価格に影響を及ぼす材質の把握を目的とした。調査は,京都府綾部市の丹州木材市場にて,4ⅿスギ材を対象として行った。市場と買方への聞き取りをもとに,材質指標として,虫害・腐り等のシミの有無,心材色(赤心材か黒心材か)とその濃淡,木口形状,採材位置(元玉か2番玉以上か)を採用し,径級区分(径級16~22cm,24~28cm,30cm~)ごとに数量化Ⅰ類を適用し価格に最も影響を及ぼす材質を調べた。価格は,市場の下見段階の価格と落札価格の2つ用いた。本研究の結果を川上に還元することで,適切な材の仕分け,出荷先の検討による川上の利益の増大が見込まれ,川中においても求める材質の素材の効率的な獲得が可能になると考えられる。</p>

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007020930
CiNii Resolver ID
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000392053780