MISC

2018年

木材利用者のニーズに対応した素材供給へ-径級、材質、強度と価格の関係-

日本森林学会大会発表データベース
  • 山本 江里子
  • ,
  • 長島 啓子
  • ,
  • 田中 和博
  • ,
  • 岸 和実
  • ,
  • 神代 圭輔

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記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本森林学会

<p> 森林・林業基本計画では、品質・性能の確かな製品供給を目指し、公共建築物や民間非住宅等での木材需要の創出を総合的かつ計画的に講ずべき施策の一つとしている。京都府においても利用期を迎えた府産材の利用促進を目指しているが、強度等の材質に関する情報を欠くスギ材は、木材を工業材料として利用するサイドにとって使いづらくなっている。現在、市場へ搬出された素材は、主に素材の外観による買い手側の判断により決定されており、原木の強度が判明していない状態で売買が行われている。そこで、従来の価格の判断基準である素材の外観と利用サイドに求められている強度それぞれについて、落札価格との関係を径級別に調べた。調査は京都府の原木市場で2016年8月11月、2017年5月に行い、建築用材としての利用が予想される製材会社等によって購入された材長4mのスギ材を対象とした。決定木によって径級別に材質と価格の関係を調べた結果、径級によって求められる材質が異なることが示唆された。一方で、原木の強度等級区分と価格の関係性を把握することはできなかった。このため、原木段階で強度が明らかになることでより効率的な木材の供給が可能と考えられた。</p>

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130007375785
CiNii Resolver ID
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000396088034