犬伏 純子

【研究活動】フォーレの作風の変遷をたどりながら、独創的な楽想、複雑な和声の表現について研究し、2000年（大阪）、2001年（東京）、「フォーレ・楽想の進展」（演奏会）で、フォーレの創作活動の中で重要な位置を占めているピアノ作品、室内楽作品、歌曲伴奏の演奏をおこなった。2000年の演奏会は日本演奏連盟助成コンサート。2003年（大阪）のリサイタルでは、ドビュッシーのプレリュード24曲全曲を演奏（後援：フランス大使館、日本演奏連盟）。ドビュッシーの多様な世界を表現した。今後もそれぞれの作曲家について幅広い観点から作品を研究し、柔軟な音楽的アイディアを持って、演奏、指導が出来るようにしたいと思っている。 【教育活動】授業では、楽譜から音楽を読み、感じる力、楽譜から感じた音楽をどのように表現したらよいか考える力、表現した音楽を客観的に聴く力が備わることを目標にし、総合的な音楽能力を伸ばすように心がけている。 【社会的活動】全日本学生音楽コンクール審査員、みえ音楽コンクール審査員、ピアノフェスティバル審査員など。 【受賞】日本演奏連盟賞(1982) 【学内行政職務】全学教養教育委員(2002-03),保健管理センター運営委員(2002-03), 人事委員(2004),施設予算委員(2004-05),音楽教育専修代表(2003-04),就職支援委員(2004-)