大西 広
オオニシ ヒロシ (Ohnishi Hiroshi)
更新日: 2024/04/18
基本情報
- 所属
- 慶應義塾 経済学部 名誉教授
- 学位
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経済学博士(京都大学)(1991年1月 京都大学)
- 研究者番号
- 50176955
- J-GLOBAL ID
- 200901023087188041
- researchmap会員ID
- 1000027218
大学院を修了後、最初の大学では近代経済学の原論を担当し、その後、京大で経済統計学を担当した後、現在の慶應経済ではマルクス経済学の原論を担当している。これらはまったく違った三分野に見えるがそうではない。現代のマルクス経済学では数学利用は当たり前のことで、かつまた主流派近代経済学との接点も非常に多い。これは、主流派経済学がゲーム論などの開拓で発展してきたことにもよるが、他方で、マルクス経済学が「反主流派」的な傍流意識を捨てさえすれば得られる結論でもある。もう少し言うと、マルクスが『資本論』で主に解明したのは、詐欺瞞着も暴力もない純粋な等価交換の世界でも労働搾取が成立していることであった。だから、ここでの経済像はまったく新古典派的な「純粋資本主義」でも一向に構わない。そうであっても、搾取が存在するということがマルクスの主張の中心点だったからである。 したがって、私が開拓してているモデルは基本的には一切の外部性も、情報の不完全性も、そして経済主体の非合理性もない新古典派的な世界のものである。これを前提としても労働搾取の存在することはすでに置塩信雄によって証明されているが(「マルクスの基本定理」)、私はそれを動学モデルとして拡張し、資本主義の死滅を証明した。ここで言う「資本主義の死滅」とは「資本蓄積が社会の第一義的課題であることを辞めること」を意味している。 数学モデルの良いところは、個々のモデルの前提が明示され、したがって、その限界を次の研究で突破することができることである。このため、私の研究グループは各方面にこのモデル(「マルクス派最適成長モデル」)の拡張作業を行なっている。その概要は、大西広『マルクス経済学(第二版)』慶應義塾大学出版会、2015年で見ることができる。
研究分野
2経歴
3-
1991年4月 - 2012年3月
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1991年4月 - 2012年3月
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1985年4月 - 1991年3月
学歴
6-
1982年4月 - 1985年3月
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1982年4月 - 1985年3月
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1980年4月 - 1982年3月
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1980年4月 - 1982年3月
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1975年4月 - 1980年3月
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1975年4月 - 1980年3月
委員歴
8-
2013年4月 - 現在
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2011年9月 - 現在
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2003年12月 - 現在
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2003年9月 - 現在
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2014年9月 - 2017年9月
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2006年9月 - 2011年9月
受賞
3論文
18-
季刊経済理論 55(2) 2018年7月 査読有り
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Information (Japan) 18(3) 965-975 2015年3月1日
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World Review of Political Economy 6(1) 2015年 査読有り
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季刊経済理論 51(3) 2014年 査読有り
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Proceedings of the Sixth International Conference on Information 2013年5月
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World Review of Political Economy 2(4) 2011年12月 査読有り
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World Review of Political Economy 2(1) 2011年3月 査読有り
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Philosophy 19 2011年 査読有り招待有り
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Kyoto Economic Review 79(2) 2010年12月
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World Review of Political Economy 1(1) 2010年3月 査読有り
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Kyoto Economic Review 76(2) 2007年12月
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Journal of Econometric Study of Northeast Asia 3(1) 2001年6月 査読有り
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Information 3(2) 2000年4月 査読有り
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Kyoto University Economic Review 67(1/2) 1998年4月
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Kyoto University Economic Review 62(2) 1992年10月
書籍等出版物
10-
花伝社 2018年4月11日
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慶應義塾大学出版会 2016年5月30日
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慶應義塾大学出版会 2015年8月31日 (ISBN: 9784766422481)
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花伝社 2014年10月1日
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かもがわ出版 2012年10月22日
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京都大学学術出版会 2012年9月20日
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慶應義塾大学出版会 2012年4月16日
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昭和堂 2008年4月25日
-
京都大学学術出版会 1998年4月1日
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大月書店 1992年2月26日