1993年12月
岩盤不連続面に関するデータベース作成のための基礎的研究
ダム工学,No.12, ダム工学会,pp.35 - 44
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- 巻
- 3
- 号
- 12
- 開始ページ
- 35
- 終了ページ
- 44_1
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11315/jsde1991.3.12_35
- 出版者・発行元
- Japan Society of Dam Engineers
本研究では、ボアホールスキャナシステム (BSS) を用いたボーリング孔壁観察を行い、ボーリング柱状図やコア観察結果との比較をRQD値等をもとに行った。それによると、BSS観察は、乱れの少ない状態で観察でき、より正確なRQD値が得られること、また、観測方向の異なるき裂コンター図を比較することで、き裂頻度や卓越する極に違いがあることが確認された。岩盤不連続面情報のデータベースを構築するための情報取得としては、不連続面の方向性や開口幅等を精度良く観察できるボーリング孔壁観察を行うと同時に、同じ精度で3次元的データ観察が必要であると考えられる。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11315/jsde1991.3.12_35
- ISSN : 0917-3145
- CiNii Articles ID : 130004370351