1999年12月21日
3次元降下床実験によるトンネル交差部の力学挙動
土木学会論文集 = Proceedings of JSCE
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- 巻
- 638
- 号
- 開始ページ
- 285
- 終了ページ
- 299
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.2208/jscej.1999.638_285
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
土被りの小さいトンネルを対象として, トンネル交差部を掘削する際のトンネル覆工土圧・周辺土圧および地山変形挙動の解明を目的とし, 3次元降下床実験を実施した. 地盤材料には乾燥した浜岡砂を用い, 種々のかぶり, 降下床幅および分岐角度において降下床とその周辺に作用する土圧を測定するとともに, 地表面の変化を計測し, 考察を行った. 実験結果より, 分岐降下床の下降にともない周辺土圧が増加し, アーチ効果が期待できる範囲は, 分岐角度および土被りに強く影響を受けることが確認できた. また, 従来から降下床理論としてよく用いられる Terzaghi の土圧理論を3次元に拡張し, 実験値との比較検討を行った.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/jscej.1999.638_285
- ISSN : 0289-7806
- CiNii Articles ID : 10004446253
- CiNii Books ID : AN10014020