2011年1月31日
都市鉱山に含まれる素材の品位評価 : リサイクルの関与物質総量(資源端重量)
廃棄物資源循環学会誌 = Material cycles and waste management research
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- 巻
- 22
- 号
- 1
- 開始ページ
- 11
- 終了ページ
- 18
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3985/mcwmr.22.11
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
わが国において,都市鉱山と呼ばれる使用済み製品の有効活用は喫緊の課題である。そのためには都市鉱山に含まれる種々の素材の「量」だけでなく「質」の評価も重要である。本稿では簡易代理指標として期待されている関与物質総量 (Total Material Requirement, TMR) について,その概念や指標としての位置づけを紹介するとともに,筆者が都市鉱石TMRとして拡張し,都市鉱山に含まれる元素・素材の「質」を評価する方法について紹介を行った。またノートPCについていくつかの推算結果を示すことでTMRの観点から見たリサイクル性について示した。そして,都市鉱石TMRという評価方法を用いることで,これまで見逃されがちであったりサイクルされない部分,すなわち「都市鉱石ズリ」の影響を評価できることを明らかにした。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3985/mcwmr.22.11
- ISSN : 1883-5864
- CiNii Articles ID : 10027948814
- CiNii Books ID : AA12383900