2005年
混合より線を用いたPCaPC梁の力学的性状に関する研究
コンクリート工学年次論文報告集
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- 巻
- 27
- 号
- 2
- 開始ページ
- 571
- 終了ページ
- 576
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 日本コンクリート工学協会
PCaPC構造において,低強度素線と高強度素線から成る混合より線をPC鋼材として用いることで,低強度素線が履歴によるエネルギー消費を担い,高強度素線が残留変形を抑制する構造形式を提案した。アンボンドの性状を有する混合より線,および超高強度素線を用いた混合より線の2種類のより線を開発し,それぞれを配置した片持ち梁の正負交番漸増載荷実験によって,エネルギー消費性能に改善の余地はあるものの,残留変形および損傷が十分に制御できることを確認した。
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 1347-7560
- CiNii Articles ID : 110009695913
- CiNii Books ID : AA12600419