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2014年3月8日

環境電力駆動組込みシステムの動作シナリオのモデル化と動作品質最大化アルゴリズム

電子情報通信学会技術研究報告 = IEICE technical report : 信学技報(ETNET2014)
  • 青野 和巳
  • ,
  • 岩田 淳
  • ,
  • 高瀬 英希
  • ,
  • 高木 一義
  • ,
  • 高木 直史

113
498
開始ページ
1
終了ページ
6
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

環境発電で駆動する組込みシステムは,電力を得られる機会が安定している場合は,恒久的にシステムを稼働させることが可能である.しかし,その機会が安定していない場合には適切な消費電力管理が必要となる.本稿では,まず,環境発電のシナリオが既知の下で,環境電力で駆動する組込みシステムを,ある一定周期の実行候補点で実行するかを選択するものとしてモデル化する.ただし,システムの安定稼働を保証するため,最大実行間隔のうちで必ず1回は実行されるものとする.さらに,モデル化したシステムの動作品質を最大化するアルゴリズムを提案する.ここで,動作品質とは,実行回数と定義する.アルゴリズムは,最大実行間隔およびバッテリ容量の制約を満たすように,実行候補点から可能な限り多く実行点を求める.提案するアルゴリズムは最適な動作シナリオが求められることを証明し,さらに実験により全数探索よりも大幅に高速にそれが求められることを示す.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009861590
ID情報
  • ISSN : 0913-5685
  • CiNii Articles ID : 110009861590
  • identifiers.cinii_nr_id : 9000272644561

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