MISC

1993年

概念階層構造を持つネットワークを用いた漸進的音声言語理解

電子情報通信学会技術報告
  • 額賀信尾
  • ,
  • 荒木 雅弘
  • ,
  • 河原 達也
  • ,
  • 堂下 修司

開始ページ
SP93
終了ページ
126
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人電子情報通信学会

現在の連続音声認識研究では、構文規則等を用いた言語モデルによるパージング方式が主流である。この方式では、朗読音声などに対する認識では高いパフォーマンスが得られるが、システムの受理できる構文構造を仮定しているため、構文規則からの逸脱が多い自由発話には、基本的に対処できなくなる。そこで本研究では、トレリス探索過程に意味主導の言語モデルを統合し、直接意味パージングを行なう方式を提案する。この過程を、階層構造を持つネットワークによる漸進的言語理解の過程として実現する。このアプローチでは、フレーズがスポットされる毎にネットワークのノードを活性化し、漸進的に意味表現を構成する。逆に、意味制約を満たす予測単語を計算する。

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003296771
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10091178
ID情報
  • CiNii Articles ID : 110003296771
  • CiNii Books ID : AN10091178

エクスポート
BibTeX RIS