光永雅明 (Masaaki Mitsunaga) - マイポータル

基本情報

所属: 神戸市外国語大学外国語学部英米学科

学位: 社会学修士(一橋大学)

J-GLOBAL ID: 200901039644186808
researchmap会員ID: 1000028030

研究キーワード

イギリス史ヴィクトリア時代 19～20世紀転換期

研究分野

人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史 /

経歴

2011年4月 - 現在

神戸市外国語大学, 教授
1998年4月 - 2011年3月

神戸市外国語大学, 助教授（准教授）
1995年4月 - 1998年3月

神戸市外国語大学, 専任講師
1989年11月 - 1995年3月

京都大学, 人文科学研究所, 助手

学歴

1986年4月 - 1989年10月

一橋大学, 社会学研究科博士後期課程
1983年4月 - 1986年3月

一橋大学, 社会学研究科修士課程
1979年4月 - 1983年3月

一橋大学, 社会学部

論文

｢文明社会｣における動物たち : ヘンリ･S･ソルトによる動物の擁護

光永雅明

神戸市外国語大学外国学研究 85 55-69 2012年
大地への帰還 : ヘンリ・ソルトにおける農村志向と人道主義

光永雅明

神戸外大論叢 62(2) 57-76 2011年11月
都市住民と自然保護：20世紀初頭のイギリスにおける生態学者とヘンリ・S・ソルトの議論

光永雅明

神戸市外国語大学外国学研究所研究年報 (47) 1-20 2010年
ジョン・ステュアート・ミルの『自由論』における「寛容の限界」についての一考察

光永雅明

神戸市外国語大学外国学研究所研究年報 (46) 23-47 2009年
20世紀初頭のイギリスにおけるヴィクトリア女王の理解：若干の資料からの検討

光永雅明

神戸市外国語大学外国学研究所研究年報 (45) 25-109 2008年
都市住民にとっての自然：19世紀末のイギリスにおけるミース伯爵のオープン・スペース論に関する一考察

光永雅明

神戸市外国語大学外国学研究所研究年報 (44) 25-129 2007年
ヴィクトリア時代中期における反君主制論の衰退：チャールズ・ディルクとフレデリック・ハリスンの議論を中心に

光永雅明

神戸市外国語大学外国学研究所研究年報 (43) 27-65 2006年
『生存のための青写真』とその反響：1970年代初頭のイギリスにおける環境論と人口問題（下）

光永雅明

神戸市外国語大学外国学研究所研究年報 (42) 21-53 2005年
『生存のための青写真』とその反響：1970年代初頭のイギリスにおける環境論と人口問題（上）

光永雅明

神戸市外国語大学外国学研究所研究年報 (41) 23-64 2004年
『自由論』とその帰結：フレデリック・ハリスンのジョン・ステュアート・ミル論

光永雅明

(40) 29-59 2003年
「シティズンとしての労働者：ガートルード・ヒンメルファーブの後期ヴィクトリア時代社会論によせて」

『神戸市外国語大学外国学研究所研究年報』 (39) 39-59 2002年
「イングランドの地域共同体における王室行事:エドワード期のマンチェスタ、リヴァプール、シェフィールドの事例を中心に」

『神戸市外国語大学外国学研究所研究年報』 (37) 31-51 2000年
「ヴィクトリア女王女性メモリアル：その募金活動に関する一考察」

『神戸市外国語大学外国学研究所研究年報』 (6) 41-57 1999年
「土地への愛:1890年代におけるエドワード・スペンサー・ビーズリーのパトリオティズム論をめぐって」

『神戸市外国語大学外国学研究』 (46) 87-100 1999年
「記憶と歴史：ロンドンにおける屋外銅像集団の設立運動と帝国,1870ごろ～1914」

『神戸市外国語大学外国学研究所研究年報』 (35) 41-73 1998年
「「人類」と帝国：イギリス実証主義者たちの大英帝国論,1857～1902(後)」

『神戸市外国語大学外国学研究所研究年報』 (34) 79-123 1997年
「ガイドブックの中の銅像：世紀転換期ロンドンの屋外銅像にかんする一考察」

『神戸市外国語大学外国学研究』 (41) 1-23 1997年
「「人類」と帝国：イギリス実証主義者たちの大英帝国論,1857～1902(前)」

『神戸市外国語大学外国学研究所研究年報』 (33) 29-61 1996年
"The English Positivists and Japan"

Zinbun (26) 45-81 1992年3月
「「精神権威」と「効率」―フレデリック・ハリスンの選挙法改正論をめぐって― 」

『人文學報』 (69) 33-68 1991年12月

MISC

書評『蛇と梯子―イギリスの社会的流動性神話―』

『女性とジェンダーの歴史』 12 67-69 2025年2月
「書評 Martha Vandrei, Queen Boudica and Historical Culture in Britain : An Image of Truth」

光永雅明

『ヴィクトリア朝文化研究』 (18) 268-272 2020年11月
「書評武田悠一・武田美保子編著『増殖するフランケンシュタイン : 批評とアダプテーション』」

光永雅明

『女性とジェンダーの歴史』 (5) 74-76 2018年3月
「書評マーガレット・マクミラン著、真壁広道訳『ヒストリーズ・ピープル : 人格と個性が歴史を変える』」

『ロバアト・オウエン協会年報』 (43) 202-207 2018年
「書評有江大介編著『ヴィクトリア時代の思潮とJ.S.ミル : 文芸・宗教・倫理・経済』」

光永雅明

『ヴィクトリア朝文化研究』 (13) 220-224 2015年11月
「シンポジウム自由主義とヴォランタリズム : J.S.ミルを中心として」

光永雅明

『ヴィクトリア朝文化研究』 (12) 37-43 2014年11月
「書評岩間俊彦『イギリス・ミドルクラスの世界--ハリファクス、1780-1850』(ミネルヴァ西洋史ライブラリー)」

光永雅明

『ヴィクトリア朝文化研究』 (6) 77-80 2008年11月
「書評井野瀬久美惠『植民地経験のゆくえ：アリス・グリーンのサロンと世紀転換期の大英帝国』」

『歴史学研究』 (805) 49-52 2005年9月
"A Response"

Kazuhiko Kondo (ed.), State and Society in British History: Proceedings of the Fourth Anglo-Japanese Conference of HIstorians. 142-145 2003年
「書評山下重一『J.S.ミルとジャマイカ事件』」

『歴史学研究』 (725) 58-61 1999年7月

書籍等出版物

『知的源泉としてのマルサス人口論 : ヴィクトリア朝社会思想史の一断面』

(担当:分担執筆, 範囲:第７章「19～20世紀転換期イングランドにおける都市人口「退化」への懸念とマルサスの「人口論」：ミース伯爵、『クラリオン』、「マルサシアン』を中心に」)

昭和堂 2019年7月
『社会思想史事典』

(担当:分担執筆, 範囲:「アーツ・アンド・クラフツ運動」)

丸善出版 2019年1月
『言葉という謎 : 英米文学・文化のアポリア』

(担当:分担執筆, 範囲:「「簡素な生活」とは何か：19~20世紀転換期におけるヘンリ・ソルトの認識」)

大阪教育図書 2017年3月
『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』

(担当:分担執筆, 範囲:「歴史の扉９：社会思想の展開」)

2012年7月
『英国福祉ボランタリズムの起源 : 資本・コミュニティ・国家』

(担当:分担執筆, 範囲:第４章「ロンドン住民の健康と帝都の美観：ミース伯爵によるオープン・スペースの整備」)

ミネルヴァ書房 2012年5月
近代イギリスの歴史：16世紀から現代まで

(担当:分担執筆, 範囲:第16章「社会思想のあゆみ」)

2011年3月
結社のイギリス史：クラブから帝国まで

(担当:分担執筆, 範囲:III-2「社会主義運動の結社：フェビアン協会」)

山川出版社 2005年8月
集いのかたち：歴史における人間関係

(担当:分担執筆, 範囲:「【コメント①】「集い」研究の可能性」)

柏書房 2004年
『哲学・思想翻訳語事典』

(担当:分担執筆, 範囲:「議会・会議」)

論創社 2003年1月
『角川世界史辞典』

(担当:分担執筆, 範囲:「ミル（ジョン・ステュアート）」他)

2001年10月
『日英交流史 1600-2000：５社会・文化』

東京大学出版会 2001年8月
『鮫島尚信在欧外交書簡録』

鮫島文書研究会編

思文閣 2001年
『哲学を読む：考える愉しみのために』

(担当:分担執筆, 範囲:20「ミル：功利計算を超えて」〔ミル『自伝』部分訳を含む〕)

人文書院 2000年6月
周縁からのまなざし：もうひとつのイギリス近代

(担当:分担執筆, 範囲:Ⅱ-2「人類教とジェントルマン」)

山川出版社 2000年
世紀転換期イギリスの人々：アソシエイションとシティズンシップ

(担当:分担執筆, 範囲:第４章「われらが女王を追悼する：ヴィクトリア女王のメモリアルとシティズンたち」)

人文書院 2000年
『記憶のかたち:コメモレイションの文化史』

(担当:共編者(共編著者))

柏書房 1999年
『歴史学事典６：歴史学の方法』

(担当:分担執筆, 範囲:「社会進化論（社会ダーウィン主義）」)

弘文堂 1998年12月
『岩波哲学・思想事典』

(担当:分担執筆, 範囲:「アダム・スミス問題」)

岩波書店 1998年3月
『歴史学事典５：歴史家とその作品』

(担当:分担執筆, 範囲:「ウェルズ」)

1997年10月
統治技法の近代

(担当:分担執筆, 範囲:４「人口の科学と移民の秩序：マルサス主義からみたイギリス近代社会」)

同文舘 1997年

もっとみる

講演・口頭発表等

「海外移民の限界：チャールズ・ヘンリ・ピアスンとイギリス実証主義者のイギリス人口論」

光永雅明

経済学史学会（関西学院大学）第251回例会 2020年10月3日
「第一部へのコメント」

ロバアト・オウエン協会60周年記念集会（第167回研究集会） 2018年11月10日
「『シンプル・ライフ』とテクノロジー：イギリス史からの検討」

京都大学文学研究科公開講座シンポジウム「人間とテクノロジーの歴史と現在」 2014年12月14日
「J・S・ミルと「ヴォランタリズム」」

比較社会史研究会2014年春季大会 2014年3月15日
「自由主義とヴォランタリズム：J・S・ミルを中心として」

光永雅明

日本ヴィクトリア朝文化研究会・第13回大会（シンポジウム『ヴィクトリア朝とヴォランタリズム」） 2013年11月9日
「19 世紀末のロンドンにおけるオープン・スペースの整備と都市住民：ミース伯爵と首都公共庭園協会の活動を手がかりに」

洛北史学会第15回大会 2013年6月1日
「19世紀末のイギリスにおける社会主義者たちの農村生活志向の変容――ヘンリ・ソルトの場合を中心に」

光永雅明

近代社会史研究会・第241回例会 2012年3月17日
佐藤清隆（報告）「戦後イギリスにおけるインド系コミュニティとカースト制」へのコメント

イギリス史研究会第25回例会 2011年11月7日
「「社会的セーフティネットの歴史的な進化：19世紀～20世紀初頭の英国を事例に」セッションへのコメント」

光永雅明

進化経済学会・第14回大会 2010年3月27日
「ギャレス・ステドマン＝ジョーンズ教授講演への応答」

第4回日英歴史家会議 2003年9月11日
「イギリス『人類教』とその継承者たち:大英帝国にかんする議論をめぐって」

日本西洋史学会第44回大会 1994年5月15日

担当経験のある科目(授業)

「英国の社会１」「英国の社会２」「英国の文化」「専攻英語」「研究指導」 (神戸市外国語大学)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

近世移動学の構築―ユーラシア世界と太平洋・大西洋世界における移動の統合的分析―

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2016年4月 - 2020年3月

田中良英, 秋葉淳, 加藤玄, 光永雅明, 割田聖史, 津田博司, 長森美信, 桑山由文, 苑田亜矢, 杉山清彦, 大原志麻
19-20世紀転換期のイギリスにおける社会主義的環境保護主義の研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究（C) 基盤研究（C) 2009年4月 - 2011年3月

光永雅明
大英帝国にかんする時論の総合的調査,1873〜1914 ―「環境の統治」の視点から―

日本学術振興会科学研究費助成事業奨励研究（A) 奨励研究（A) 1994年4月 - 1995年3月