基本情報

所属
国立極地研究所 所長・教授
学位
博士(工学)、1992(京都大学)

通称等の別名
なかたく
研究者番号
40217857
J-GLOBAL ID
200901032507222657

外部リンク

研究課題と活動状況: (1) 光・電波観測による極域中層・超高層大気の研究
レーダー、ライダー、分光観測イメージャなど種々の地上観測装置を
駆使して、中層・超高層大気の大気物理・組成やその変動を観測的に
研究する。とくに、中・低緯度で開発した観測法や解析手法を極域
にも展開する。
(2)大型大気レーダーによる極域中層・超高層大気の研究
南極域唯一の大型大気レーダーとなる南極昭和基地大型大気レーダー
(PANSY)を用いた種々の観測法を開発し、同レーダーを活用した極域中層・
超高層大気の構造と変動、諸現象の解明を推進する。とくに、極低温と
なる中間圏から下部熱圏を中心とする領域の変動と力学・化学過程を
中心に、中層・超高層大気の相互作用を研究する。
(3)種々のフィールドにおけるアクティブリモートセンシング観測装置の開発
南極昭和基地などの環境の厳しい遠隔地での観測、種々の移動観測、
火山での噴気の観測など、さまざまな観測フィールドでのアクティブリモート
センシングの応用観測装置の開発や観測技術の研究を行う。
(4)極域を含むグローバルな地球大気上下結合の研究
地表付近の気象現象から電離圏・超高層大気の変動にいたる
広範囲の大気の上下結合を地上観測および衛星観測から研究する。
特に極域大気と中低緯度大気の相互作用を含むグローバルな描像を
明らかにする。
(5)流星等地球大気外からの物質・エネルギー流入の地上観測
金属元素や流星起源ダストの流入で地球大気に少なからざる
影響を与える流星、あるいは高エネルギーの宇宙線など地球外
からの物質・エネルギー流入について、レーダーや光学など
種々の手法での観測を行う。特に極域での観測に重点を置く。極域観測歴: 52次夏隊

経歴

  11

学歴

  4

論文

  207

MISC

  238

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  640

共同研究・競争的資金等の研究課題

  29

社会貢献活動

  12

その他

  1
  • これまで、中低緯度においてMUレーダー、流星レーダーなどを用いて中間圏から下部熱圏の力学、とくに大気重力波や潮汐波などの大気波動を研究してきた。さらに、観測手法を光学分野に広げ、大気光イメージャによる中間圏界面領域の力学・化学過程の観測研究、波動の伝搬、砕波、インスタビリティ、およびこの領域の空間構造などに発展させた。 また、ライダーをも組み合わせ、中間圏界面領域の物理・変動の観測を進展させただけでなく、対流圏内の水蒸気の微細構造、火山噴気水蒸気フラックス計測への応用など、広く電波および光観測を用いた地球大気計測とその応用に守備範囲を広げてきた。この間、フィールドとしては、中緯度から赤道域に主に展開し、さらに森林や火山への移動観測も行った。赤道域では、積雲対流から中間圏界面にいたる大気の上下結合の研究を行った。今後、これまでの光電波観測研究の経験を活かし、とくに南極昭和基地を中心とする極域観測を展開し、極域中間圏雲など地球温暖化とも密接に関連する極域の中層・超高層大気の変動解明に迫る。具体的には、南極昭和基地大型大気レーダー(PANSY)を活用し、また高機能ライダーを投入して、極域中層・超高層大気の観測研究を進める。