2003年1月
結束機を用いた自脱コンバインのためのワラ収量計測
農業機械學會誌
- ,
- ,
- ,
- 巻
- 65
- 号
- 1
- 開始ページ
- 62
- 終了ページ
- 68
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.11357/jsam1937.65.62
- 出版者・発行元
- The Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers
イネは, 土壌や肥料から吸収した栄養分を使って, モミだけでなくワラの生産を行う。したがって, イネの成長と吸収した栄養分の関係を調査するためには, モミとワラの収量を計測する必要がある。本研究では, 自脱コンバインでイネを収穫しながらワラの収量計測を行うため, ワラ結束機を用いた計測装置を試作し, ほ場実験を行った。この結果, 試作した計測装置では, 結束機で結束するワラの大きさはワラ含水率による影響は見られなかったが, コンバインの作業速度による影響が大きかった。そこで, 作業速度 (0.35-0.94m/s) に応じてワラ束の大きさを補正することで, ワラ質量マップを作成した。
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.11357/jsam1937.65.62
- ISSN : 0285-2543
- CiNii Articles ID : 10011902562
- CiNii Books ID : AN00200470