2007年
嵯峨嵐山における竹林景観の実態と景観保全施策に関する研究
日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録
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- 巻
- 2007
- 号
- 0
- 開始ページ
- 51
- 終了ページ
- 51
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.14857/landscapeproc.2007.0.51.0
- 出版者・発行元
- 社団法人 日本造園学会
本研究は、京都市嵯峨嵐山における竹林景観の管理状況の実態と、景観保全施策について明らかにし、景観保全施策が景観を良好に保つためにどのような役割を果たしているか検証した。対象地の竹林の管理状況と景観保全施策とを比較検討した結果、古都保存法による買取制度により、景観上重要な私有地の竹林を行政所有とになり、竹林の消失が抑制されていた。しかし、竹林景観を適正に管理する体制は確立しておらず、一部の地元住民の有志に頼った管理がなされているにすぎなかった。また、厳しい景観保全施策の対象外の地域において、竹材や筍生産林として管理が行なわれ、竹林景観として維持されていること等が明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.14857/landscapeproc.2007.0.51.0
- CiNii Articles ID : 130007011212