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査読有り
2013年6月

運動選手のための腰部装着型心拍数センサの信号処理機能に適したマイクロプロセッサとエネルギー効率比較

(一社)ITヘルスケア学会 ITヘルスケア
  • 岡本 信
  • ,
  • 辻岡 哲夫
  • ,
  • 原 晋介
  • ,
  • 中村 肇
  • ,
  • 河端 隆志
  • ,
  • 奥畑 宏之
  • ,
  • 伊勢 正尚
  • ,
  • 渡邊 賢治
  • ,
  • 有銘 能亜

8
1
開始ページ
62
終了ページ
65
記述言語
英語
掲載種別
記事・総説・解説・論説等(学術雑誌)

スポーツ分野において、運動選手のバイタル信号をモニタリングすることによって、指導者が選手の体調を見て指示を出すようなシステムが求められている。これまで、心拍数取得のための腰部における心電波形のセンシングや、複数選手の無線伝送システムが提案されている。バイタル信号のセンシング及びバイタル信号の信号処理、無線伝送のために、選手に装着するセンサが必要となり、そのマイクロプロセッサを選定しなければならない。センサでは、腰部での心拍数導出処理を制限時間内に終わらせなければならず、処理の速いマイクロプロセッサが必要である。一方、マイクロプロセッサの消費エネルギーを小さくすることでセンサの小型化と軽量化を図る必要もある。そこで、本稿では腰部装着型心拍数センサの信号処理機能に適したマイクロプロセッサを三つ候補として挙げ、候補とした三つのマイクロプロセッサに心拍数導出処理を実装し、心拍数導出処理におけるFIRフィルタの次数を変化させながら計算時間を実測した。その結果、心拍数導出処理のFIRフィルタにおける浮動小数点を固定小数点に変化させても心拍数に影響を与えないことを示し、エネルギー効率の観点から最も適したプロセッサを選定した。(著者抄録)

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URL
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ID情報
  • ISSN : 1881-4808

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