基本情報

所属
愛媛大学 大学院理工学研究科 理工学専攻 機械工学講座 教授
学位
博士(工学)(大阪大学)

J-GLOBAL ID
200901009514107225
researchmap会員ID
1000030769

外部リンク

非ニュートン流体力学を中心に流体力学の教育と研究を行っている。粘性がニュートンの粘性法則に従う流体はニュートン流体と呼ばれる。水や空気はその代表例である。それに対して,粘性がニュートンの粘性法則に従わない流体は非ニュートン流体と呼ばれる。粘性だけでなく弾性もあわせもつ流体は特に粘弾性流体と呼ばれる。このような液晶,溶融プラスチックなど高分子を含む流体,血液や唾液などの体液など身近なところに非ニュートン流体は存在している。
ニュートン流体は,今から約150年前に導かれたナビエ・ストークスの運動方程式によってその運動が記述されるので,水や空気の流れはこの方程式を解くことで得られる。それに対して,非ニュートン流体に対しては統一的な運動方程式は未だ導かれておらず,流体によって異なる。
水や空気のニュートン流体でも意外な流れ挙動を示すことが多いが,非ニュートン流体はそれ以上にたいへんおもしろい流動現象を示す。それは,非ニュートン流体を構成する分子がたとえば高分子で鎖のように細長い形状をしていたりすることで互いに絡まり合い,流体内部に何らかの構造めいたものが存在することが原因であることが多い。非ニュートン流体力学ではこのような特異な流れ現象の原因を明らかにすることを目的としている。
非ニュートン流体力学以外では,医用流体力学の研究を行っている。特に心臓の冠動脈が狭窄したときの血流の圧力損失や流れのパターンを,モデル血管を用いた実験や,実際の血管の形状をもとにして作成した血管モデルを用いた血流の数値シミュレーションを駆使して調べている。また,狭窄部を拡げるために用いられるステントと呼ばれる治療器具を血管内に設置したときの血流の変化についても実験と数値シミュレーションで調べている。

学歴

  1

論文

  72

MISC

  13

書籍等出版物

  1

講演・口頭発表等

  90

担当経験のある科目(授業)

  14

所属学協会

  5

共同研究・競争的資金等の研究課題

  20

社会貢献活動

  6

メディア報道

  8