共同研究・競争的資金等の研究課題

2014年4月 - 2016年3月

片麻痺患者の車いす上の傾き姿勢は変えることができるか

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究  挑戦的萌芽研究

課題番号
26560297
体系的課題番号
JP26560297
配分額
(総額)
3,640,000円
(直接経費)
2,800,000円
(間接経費)
840,000円

標準型車いす(SW)は頭部前方位姿勢(FHP)を引き起こす。我々は骨盤サポート付き車いす(NW)を開発してきた。NWはFHPを改善する。22名の健常者と12名の高齢片麻痺患者を対象にNWがFHPと呼吸代謝機能(RM)に及ぼす影響を調べた。SWとNWに座らせ、FHPはダートフィッシュ、RMはCPET(COSMED)で調べた。健常者はFHPが改善し、RMの改善もみられた。一回換気量と呼吸数に代償関係もみられた。片麻痺患者もFHPは改善したが、RMの改善は見られなかった。ただ、重症例ではNWでRMが大きく改善した。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26560297/26560297seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-26560297
ID情報
  • 課題番号 : 26560297
  • 体系的課題番号 : JP26560297