2010年 - 2012年
チガヤ法を用いた半数体育種における染色体消失誘発のゲノム同定と遺伝的機構の解明
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
遠縁交雑において片方の染色体が消失することがあり、コムギでは半数体育種に利用されている。チガヤ花粉をかけた場合ムギ類における半数体制御機構に関わっているゲノムの探索と遺伝子群の座乗染色体を調べ、その染色体消失の原因について分子細胞遺伝学的に解明した。タルホコムギの 2D および 7D 染色体が染色体脱落およびその後の胚の成長に深く関与していることが明らかになった。本研究成果はダブルハプロイド法による品種改良に大きく貢献する。
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- 課題番号 : 22580004
- 体系的課題番号 : JP22580004