2022年11月
【皮膚科領域における細菌・抗酸菌感染症の最新トピックス】眼窩隔膜切開を行った眼窩蜂窩織炎の1例
皮膚科の臨床
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- 巻
- 64
- 号
- 12
- 開始ページ
- 1927
- 終了ページ
- 1930
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.18888/hi.0000003621
- 出版者・発行元
- 金原出版(株)
<文献概要>73歳,女性。初診の前日より右眼瞼腫脹が出現した。救急要請し当院眼科を受診したが,腫脹が強く眼科的診察が不可能であり,当科を紹介受診した。初診時,39.0℃の発熱,右上下眼瞼の腫脹,発赤,熱感,圧痛を認めた。入院後より抗菌薬の経静脈的投与を開始したが,5日後に行った頭部CTで右眼瞼部周囲の炎症は眼窩内へ波及していた。眼窩隔膜切開を行い,視力障害,眼球運動障害などの視機能障害を残さずに症状は改善した。眼窩蜂窩織炎は,後遺症として視力障害,髄膜炎,頭蓋内膿瘍を残し,死に至ることもあるため,発症早期に眼窩隔膜切開などの緊急手術を検討する必要があると考えた。
- リンク情報
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- DOI
- https://doi.org/10.18888/hi.0000003621
- CiNii Research
- https://cir.nii.ac.jp/crid/1390575661596480256?lang=ja
- URL
- https://search.jamas.or.jp/default/link?pub_year=2022&ichushi_jid=J01266&link_issn=&doc_id=20221118090011&doc_link_id=10.18888%2Fhi.0000003621&url=https%3A%2F%2Fdoi.org%2F10.18888%2Fhi.0000003621&type=%E5%8C%BB%E6%9B%B8.jp_%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00024_2.gif
- ID情報
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- DOI : 10.18888/hi.0000003621
- ISSN : 0018-1404
- 医中誌Web ID : 2023049988
- CiNii Research ID : 1390575661596480256