湯淺 英男

J-GLOBALへ         更新日: 19/06/29 02:55
 
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研究者氏名
湯淺 英男
 
ユアサ ヒデオ
所属
神戸大学
部署
大学院国際文化学研究科 グローバル文化専攻
職名
教授
学位
文学修士(東京外国語大学)

研究分野

 
 

学歴

 
 
 - 
1980年3月
東京外国語大学 大学院外国語学研究科修士課程(ゲルマン系言語専攻)修了  
 

論文

 
言語研究における「分かりやすさ」と使用実態ードイツ語lassen使役構文を手掛かりにー
湯淺 英男
近代   (118) 1-25   2018年9月
本稿では、ドイツ語の各種lassen使役構文のトーマス・マン作の『ファウスト博士』内での出現頻度を調査し、「無生物目的語+自動詞(不定詞)」の頻度が高いことや、「人」目的語が省略される場合に不定詞が心的・認知的動詞が多用されていることを明らかにした。
近代小説の「話法」に関する一考察ー樋口一葉の『にごりえ』の例文などを用いてー
湯淺 英男
近代   (116) 1-25   2017年9月
樋口一葉の『にごりえ』の話法を江戸時代の小説との関係で考察すると共に、日本の小説の話法に西洋語の翻訳が与えた影響や話法の選択と日本人の文化的性向との関係を考察した。
無生物主語のドイツ語lassen使役構文の用法ートーマス・マンの『ファウスト博士』の例文を用いてー
湯淺 英男
国際文化学研究   (47) 59-88   2016年12月
本論文ではトーマス・マンの『ファウスト博士』を対象に、不定詞が自動詞、他動詞の別、対格目的語が「人」か「無生物」の別、さらにはその対格目的語が省略される場合と省略されない場合を区別し、それぞれの構文の頻度や、どのような構文が当該使役構文では好まれて使用されているかを分析・考察した。
「人」主語のドイツ語lassen使役構文の用法―トーマス・マンの『ファウスト博士』の例文を用いて―(その2)
湯淺 英男
国際文化学研究   (45) 89-116   2015年12月
本論文ではトーマス・マンの『ファウスト博士』を対象に、不定詞が他動詞、再帰動詞、非人称述語となるlassen使役構文を分析した。不定詞が他動詞の場合、その「人」の意味論的主語が省略されている場合が極めて多いが、明示されている場合も比較的多く存在する。他方で無生物がその意味論的主語となる場合はほとんどないと言える。
日本語において「間接話法」はいかに規定されるべきか―夏目漱石の「坊ちゃん」を例文に用いて―
湯淺 英男
近代   (113) 19-47   2015年11月
日本語に間接話法があると仮定すれば、どのように規定されるべきかについて考察した。日本語小説においては、間接話法は有標的なもので、境遇性のある人称代名詞の変更、地の文の文体への変更等々の特徴が見られる。また日本における話法・引用研究の特徴についても論究した。

Misc

 
結合価から見た日本語の二格補足成分の立場―対照文法的視点から―
湯淺 英男
会誌(阪神ドイツ語学研究会編)   18, 95-102    2006年4月
書評:河崎靖、中村直子、片岡宜行、桐川修、岸川良蔵、湯浅博章 共編『ドイツ語学の諸相―西本美彦先生退官記念論文集―』
湯淺 英男
ドイツ文学論攷(阪神ドイツ文学会編)   46, 111-113    2004年12月   [査読有り]
関係代名詞考―日・独両語の動詞補語分析への一視座―
湯淺 英男
会誌(阪神ドイツ語学研究会編)   16, 55-65    2004年4月
敬意表現からみた日本語の格の階層性についての覚え書
湯淺 英男
会誌(阪神ドイツ語学研究会編)   15, 107-116    2003年4月
紹介:フェルディナン・ド・ソシュール(相原奈津江・秋津伶訳)『一般言語学第三回講義 エミール・コンスタンタンによる講義録』
湯淺 英男
会誌(阪神ドイツ語学研究会編)   15, 153-161    2003年4月

書籍等出版物

 
アクセス和独辞典
湯淺 英男 (担当:共著)
三修社   2012年1月   
アクセス独和辞典 第3版
湯淺 英男 (担当:共著)
三修社   2010年4月   
ドイツ語を考える―ことばについての小論集―
在間 進, 荻野 蔵平, 清野 智昭, 納谷 昌宏, 島 憲男, 時田 伊津子, 大矢 俊明, カン ミンギョン, 三宅 洋子, 湯淺 英男 (担当:共著)
三修社   2008年3月   
Deutsch aus ferner Naehe. Japanische Einblicke in eine fremde Sprache. Festschrift fuer Susumu Zaima zum 60. Geburtstag.
Stickel Gerhard, Yuasa Hideo, Ikegami Yoshihiko, Eroms Hans-Werner, Narita Takashi, Ozono Masahiko, Ogawa Akio, Fujinawa Yasuhiro, Oya Toshiaki, Seino Tomoaki (担当:共著)
Sauffenburg Verlag   2005年4月   
Grammatikalisierung im Deutschen - typologisch gesehen -
Mori Yoshiki, Yuasa Hideo, Heine Bernd, Miyashita Hiroyuki, Fujinawa Yasuhiro, Kokutani Shigehiro, Shigeto Minoru, Tanaka Shin, Tanaka Masatoshi, Hashimoto Masashi (担当:共著)
NEUE BEITRAEGE ZUR GERMANISTIK (日本独文学会編)、Iudicium Verlag   2004年12月   

講演・口頭発表等

 
ドイツ語研究における「分かりやすさ」と出現頻度---lassen使役構文の分析を手掛かりに--- [招待有り]
湯淺 英男
京都ドイツ語学研究会第92回例会   2017年5月   京都ドイツ語学研究会
本稿においては、ドイツ語のlassen使役構文の各タイプの出現頻度をトーマス・マンの『ファウスト博士』を対象に調査し、初級者向けの教科書に出てくる使役構文のタイプが、必ずしも出現頻度が高いとは言えないことを明らかにした。
接続法第2式非現実話法の非現実性について―モダリティと文法との関わり―
湯淺 英男
京都ドイツ語学研究会第73回例会   2010年12月   京都ドイツ語学研究会
ドイツ語の接続法第2式の非現実話法とされる各用法を考察し、モダリティの観点から見て、必ずしも現実に反した用法ばかりではなく、現実性について態度が保留されている用法や実現されているとみられる用法があることを明らかにした。
機能動詞構造を通して見たドイツ語の構文類型について―日本語と比較して―
湯淺 英男
日本独文学会秋季研究発表会   2006年10月   日本独文学会
ドイツ語の動詞的形態の後置指向性と言語変化
湯淺 英男
Deutsch aus ferner Naehe刊行記念第1回DAFNドイツ語研究会   2005年3月   DAFNドイツ語研究会
Zur kommunikativen Funktion des Dativpassivs
Yuasa Hideo
第31回語学ゼミナール   2003年8月   日本独文学会

競争的資金等の研究課題

 
科学研究費補助金/基盤研究(C)
研究期間: 2005年       代表者: 湯淺 英男