前川寛和 (Hirokazu Maekawa) - マイポータル

基本情報

所属: 大阪府立大学 (名誉教授)

学位: 理学博士(東京大学)

J-GLOBAL ID: 200901025747235539
researchmap会員ID: 1000033347

研究キーワード

研究分野

自然科学一般 / 固体地球科学 /

学歴

- 1983年

東京大学, 理学系研究科, 地質学
- 1977年3月

東京大学, 理学部, 地学科

論文

A Petrological Approach to find the Source Location of Raw Materials for Prehistoric Stone Axes

Hirokazu Maekawa, Kazuyoshi Ohtsuka

Open Access Journal of Archaeology & Anthropology 3(2) 2021年9月21日筆頭著者責任著者
Petrology of green polished stone axes of the Jomon period from the Sannai‐Maruyama site, Japan, investigating the origin of source rock

Hirokazu Maekawa, Kazuyoshi Ohtsuka, Koshi Yamamoto, Nobuo Gouchi, Keiko Hattori

Island Arc 30(1) 2021年1月査読有り筆頭著者責任著者
Late Cretaceous CHIME monazite ages of Sanbagawa metamorphic rocks from Nushima, Southwest Japan

Kazuhiro SUZUKI, Masaki ENAMI, Hirokazu MAEKAWA, Takenori KATO, Tomoko UENO

Journal of Mineralogical and Petrological Sciences 113(1) 1-9 2018年査読有り
マリアナ前弧域直下の蛇紋岩化作用と低温高圧型変成作用

前川寛和, 村田恵子

地質学雑誌 123(10) 907-919 2017年筆頭著者責任著者
北部マリアナ前弧域から採取されたかんらん岩の微細構造解析

針金由美子, 石塚治, 前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 2016 402-402 2016年
Evolution processes of Ordovician-Devonian arc system in the South-Kitakami Massif and its relevance to the Ordovician ophiolite pulse

Kazuhito Ozawa, Hirokazu Maekawa, Ken Shibata, Yoshihiro Asahara, Masako Yoshikawa

ISLAND ARC 24(2) 73-118 2015年6月査読有り
四国西部～中西部，西予－梼原地域の秩父帯の地質構造

村田明広, 前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 2015 136-136 2015年
オルドビス紀-デボン紀島弧系の復元と発達過程：岩手県早池峰宮守オフィオライトと母体高圧変成岩類

小澤一仁, 前川寛和, 石渡明

地質学雑誌 119 S134-S153 2013年査読有り
マリアナ前弧蛇紋岩海山の岩石学：ツインピークス海山と雷神海山から回収されたかんらん岩類に含まれる鉄に富むかんらん石

村田恵子, 吉田尚悟, 前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 2012 403-403 2012年
Cr-rich allanite-(Ce) in the serpentinite-metapelite reaction layer in the Sanbagawa belt of Nushima, Hyogo Prefecture, Japan

ENAMI Masaki, UENO Tomoko, MAEKAWA Hirokazu

Journal of mineralogical and petrological sciences 106(2) 103-108 2011年4月1日査読有り
Iron-rich stripe patterns in olivines of serpentinized peridotites from Mariana forearc seamounts, western Pacific

MURATA Keiko, MURATA Keiko, MAEKAWA Hirokazu, ISHII Kazuhiko, MOHAMMAD Yousif Osman, YOKOSE Hisayoshi

J Mineral Petrol Sci 104(3) 199-203 (J-STAGE)-203 2009年6月査読有り
Significance of serpentinization of wedge mantle peridotites beneath Mariana forearc, Western Pacific

Murata,K, Maekawa,H, Yokose,H, Yamamoto,K, Fujioka,K, Ishii,T. Chiba,H, Wada,Y

Geosphere 5(2) 90-104 2009年4月査読有り責任著者
四国中央部，秩父帯の名野川衝上断層

村田明広, 犬房陽一, 前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 2008 139-139 2008年
マリアナ前弧域ウェッジマントルカンラン岩の蛇紋岩化作用

村田恵子, 前川寛和

日本鉱物科学会年会講演要旨集 2008 89-89 2008年
Mineralogy and origin of Mlakawa albitite from Kurdistan region, northeastern Iraq

Yousif Osman Mohammad, Hirokazu Maekawa, Fadhil Ahmmad Lawa

GEOSPHERE 3(6) 624-645 2007年12月査読有り
Jaedite-quatrz-K-feldspar rocks in the Kamuikotan zone, Japan

Osada,K, Maekawa,H, Yamamoto,K

Journal of Mineralogical and Petrological Science 102(50-56) 50-56 2007年2月査読有り責任著者
兵庫県南端部, 沼島に分布する三波川変成岩類から発見されたさや状褶曲

前川寛和, 井ロ博夫, 榎本哲二

地質学雑誌 107(3) V-VI 2001年査読有り筆頭著者責任著者
P-69 高圧変成帯における蛇紋岩メランジュの意義

前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 1999 211-211 1999年
395. アメリカ・カリフォルニア州カザデロ地域、フランシスカン帯の2つのタイプの高変成度岩について

柴草英彦, 前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 1994 254-254 1994年
Blueschist metamorphism in an active subduction zone

Hirokazu Maekawa, Masaya Shozul, Teruaki Ishll, Patricia Fryer, Julian A. Pearce

Nature 364(6437) 520-523 1993年査読有り筆頭著者責任著者

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MISC

三内丸山遺跡出土の緑色磨製石斧の岩石学的特徴とその原産地

前川寛和, 大塚和義, 山本鋼志, 合地信生

日本地質学会学術大会講演要旨 122nd 54 2015年9月10日
マリアナ海溝南チャモロ蛇紋岩海山かんらん岩のファブリックと化学組成の特徴

近藤洋裕, 藤井彩乃, 道林克禎, 石井輝秋, Fryer Patricia, 前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 2013 2013年査読有り
マリアナ海溝蛇紋岩海山から産出したカンラン岩の構造岩石学的特徴

近藤洋裕, 藤井彩乃, 道林克禎, 石井輝秋, Fryer Patricia, 前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 2012 149-149 2012年査読有り
兵庫県・沼島の蛇紋岩-変泥質岩反応帯中に産するCrに富む褐れん石-(Ce)

上野友子, 榎並正樹, 前川寛和

日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 225-225 2010年9月23日
O-218 マリアナ前弧の蛇紋岩海山群 : よこすかYK08-08航海Leg1の成果(25.岩石・鉱物・鉱床学一般,口頭発表,一般講演)

前川寛和, 吉田尚悟, 横瀬久芳, 佐藤創, Fryer Patricia

日本地質学会学術大会講演要旨 115 140-140 2008年9月15日
マリアナ沈み込み帯における蛇紋岩化作用と高圧型変成作用の解明

前川寛和, 藤岡換太郎, 千葉仁, 横瀬久芳, 山本鋼志, 和田穣隆, 長田幸久, 平内健一, 佐藤創, 藤本悠太 …

海洋研究開発機構航海概要報告(CD-ROM) 2006 ROMBUNNO.KAIREIKR06-15 LEG1 2008年3月
マリアナ前弧のテクトニクス:KR06‐15航海の成果

前川寛和, 村田恵子, 長田幸久, 藤岡換太郎, 千葉仁, 前田七生, 横瀬久芳, 藤本悠太, 佐藤創, 山本鋼志 …

しんかいシンポジウム予稿集 24th 84-85 2008年3月
海洋プレートと島弧の深部構造―IODP超深度掘削へ向けて―マリアナ前弧のオフィオライト基盤と蛇紋岩海山―かいれいKR06‐15航海の成果を踏まえて―

前川寛和, 長田幸久, 藤岡換太郎, 千葉仁, 前田七生, 横瀬久芳, 藤本悠太, 佐藤創, 山本鋼志, 和田穣隆 …

月刊地球 29(10) 599-605 2007年10月1日
P-176 スピネル組成からみたマリアナ前弧域のカンラン岩類の性質(20.変成岩とテクトニクス,ポスター発表,一般講演)

村田恵子, 前川寛和

日本地質学会学術大会講演要旨 114 303-303 2007年9月1日
マリアナ前弧のオフィオライト基盤と蛇紋岩海山―かいれいKR06‐15航海の成果―

前川寛和, 長田幸久, 藤岡換太郎, 千葉仁, 前田七生, 横瀬久芳, 藤本悠太, 佐藤創, 山本鋼志, 和田穣隆 …

日本地質学会学術大会講演要旨 114th 173 2007年9月1日
神居古たん変成帯のヒスイ輝石‐石英岩―ラパキビ花こう岩起源の可能性―

長田幸久, 前川寛和, 山本鋼志

日本地質学会学術大会講演要旨 112th 164 2005年9月10日
Significance of serpentinites and related rocks in the high-pressure metamorphic terranes, Circum-Pacific regions

H Maekawa, K Yamamoto, T Ueno, Y Osada, N Nogami

INTERNATIONAL GEOLOGY REVIEW 46(5) 426-444 2004年5月査読有り招待有り筆頭著者責任著者
プレート沈み込み帯における蛇紋岩化作用 (総特集背弧海盆・島弧・海溝系の発達過程--フィリピン海を中心に) -- (3章背弧海盆・島弧・海溝系の物質科学)

前川寛和

号外地球 (43) 67-74 2003年
3.3 蛇紋岩ダイアピル

笠原、鳥海、河村編、東京大学出版会地震発生と水 240-251 2003年
マリアナ前弧域,コニカル海山から回収された泥質起源の変成岩片上盤マントルに接触していた堆積物の可能性

前川寛和, 山本鋼志, 石井輝秋, 長田幸久, 上野友子

日本地質学会学術大会講演要旨 108th 156 2001年9月20日
伊豆−小笠原、マリアナ前弧域における蛇紋岩海山と含水マントルウエッジ.

地震研究所彙報（東京大学地震研究所） 76, 355-366. 2001年
Serpentinite seamounts and hydrated mantle wedge in the Izu-Bonin and Mariana forearc regions.

Bulletin of the Earthquake Research Institute University of Tokyo, 76, 355-366. 2001年
伊豆-小笠原、マリアナ前弧域における高圧型変成帯の形成とマントル物質の付加.

月刊地球 (23) 99-106 1999年
Formation of high-P metamorphic belt and incorporation of mantle materials into accretionary prism beneath the Izu-Ogasawara and Mariana forearcs.

(23) 99-106 1999年
カリフォルニア北部、カザデロ地域に分布するローソナイト・エクロジャスト(共著)

61 163-180 1997年

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書籍等出版物

A Story of Mountain Building -Neotectonic Evolution of a Convergent Margin on the Northwestern Pacific

Yasuto Itoh, Hirokazu Maekawa (担当:共著, 範囲:The main part in charge is Chapter 2.)

Nova Science Publishers, New York 2021年1月
環太平洋縁辺域におけるジュラ紀〜白亜紀高圧型変成帯の起源とテクトニックセッティングに関する比較研究.

2000年
Comparison of genesis and tectonic setting of Jurassic and Cretaceous high-pressure metamorphic belts in the circum-Pacific regions.

in H. Okada and N.J. Mateer(eds ) : Cretaceous Environments of Asia, Elsevier Science B.V. 2000年
マリアナ、伊豆-小笠原前弧域における蛇紋岩海山中の変成岩類

1995年
Metamorphic rocks from serpentinite seamounts in the Mariana and Izu-Bonin forearcs

in Tokuyama, H. et.al. (eds.): Geology and Geophysics of the Philippine Sea. Japan-Russia-China Monograph, Terra Scientific Publishing Company 1995年
解説:神居古潭帯 5万分の1「美瑛」図幅日本地質図大系2「北海道地方」(共著)

朝倉書店 1990年
Explanation : kamuikotan belt, 1/50000 Geologic map of"Biei". Geologic Atlas of Japan, Hokkaido Region(jointly authored).

1990年

所属学協会

2013年2月 - 現在

アメリカ地質学会
1992年4月 - 現在

日本鉱物科学会
1990年4月 - 現在

アメリカ地球物理学連合
1979年4月 - 現在

日本地質学会

Works(作品等)

共同研究・競争的資金等の研究課題

プレート沈み込み帯における蛇紋岩化作用の物理化学的条件の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2013年4月 - 2017年3月

前川寛和
プレート沈み込み帯境界域における蛇紋岩化作用と交代作用

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2010年 - 2012年

前川寛和
高圧変成帯におけるトレモラ閃石岩の岩石学

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2002年 - 2003年

前川寛和
大西洋西縁部、高圧型変成帯の上昇プロセスに関する比較研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 1998年 - 1999年

前川寛和
プレート沈み込み帯におけるマントル物質の付加プロセスの解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 1996年 - 1996年

前川寛和
活動的沈み込み帯と高圧型変成帯の比較研究

日本学術振興会科学研究費助成事業一般研究(C) 1995年 - 1995年

前川寛和, 山本鋼志
低温高圧型変成帯の運動学的解析

日本学術振興会科学研究費助成事業一般研究(C) 1992年 - 1993年

前川寛和
伊豆ー小笠原ーマリアナ弧前縁部の上部マントルに至る地質断面の研究

日本学術振興会科学研究費助成事業一般研究(C) 1992年 - 1992年

石井輝秋, 前川寛和
マントル・下部地殻物質の熱・応力履歴

日本学術振興会科学研究費助成事業一般研究(C) 1991年 - 1991年

藤井直之, 前川寛和
噴火の素過程ー部分溶融体の発泡と不定定機構ー

日本学術振興会科学研究費助成事業一般研究(A) 1987年 - 1988年

藤井直之, 宮本正道, 前川寛和, 伊東敬祐, 宇井忠英
高圧変成帯と現行沈み込み帯の比較研究
伊豆-小笠原,マリアナ沈み込み帯のテクトニクス
Kinematic analysis of high-pressure metamorphic belt.
Tectonics of Izu-Ogasawara-Mariana subduction zone.

前川寛和

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