2009年 - 2011年
新規C末端ペプチド単離法に基づくプロテオーム解析法の実用化
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
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全カルボキシル基を化学的にアミド化したタンパク質を酵素消化すると、目的とするC末端ペプチド以外のすべてのペプチドに遊離のカルボキシル基が生じる。これらのアニオン性解離基をもつすべてのペプチドは、強塩基性陰イオン交換体(SAX)カラムを用いる高速液体クロマトグラフィーで大部分除去できる。SAXカラムに吸着しないC末端ペプチドを高度に濃縮し、質量分析によるアミノ酸配列解析を容易にする方法が確立できた。
- ID情報
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- 課題番号 : 21510225
- 体系的課題番号 : JP21510225