（2011年より）
英文学の歴史について、社会史的背景を考慮に入れつつ学ぶ。それにより、各時代の作家や作品について、時代の流れに即応して理解できることをねらいとする。また、小テストにより英語の読解力の向上を図り、ミニ課題と最終課題により特定の時代の作家や作品についての理解力を増すこととする。原文を含むハンドアウトの講読により、各時代の鍵となる作品を味わいつつ、英文学の全体像を把握する。英文学の時代的枠組みについて理解できることを目指す。
英文学史の歴史的背景に根差した理解を獲得することを達成目標とする。詳細は以下のとおりである。 ①英文学史における時代背景、主要な文学運動、代表的な作家や作品について知っている。 ②英文学史に関わる基礎的な英文を読み、その内容を日本語で要約できる。
（2006年～2010年まで）
アメリカの文化や時代を学ぶためには、その文学の特質について理解しておくことが大事である。この授業ではアメリカ文学の歴史について、社会史的背景を考慮に入れつつ議論をしていく。そうすることによって、作家や作品の羅列的叙述に筋を通し、頭の中で整理して理解することが可能になるからである。また、学生には学期途中に中間レポートを提出してもらい、特定の時代と作品についての理解を図ることとする。限られた時代であっても、自らそこに努力を傾注することによって、全体としての文学史的枠組みへの理解の足がかりとなるというのがその目論見である。アメリカ文学史の歴史的背景に根差した理解を獲得することを達成目標とする。