論文

査読有り
2007年

Survey of Economic Impacts on Residents Caused by Multiple Lifeline Disruptions during a Disaster

INFRASTRUCTURE} {PLANNING} {REVIEW
  • Yoshio KAJITANI
  • ,
  • Hirokazu TATANO

24
開始ページ
243
終了ページ
250
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.2208/journalip.24.243
出版者・発行元
Japan Society of Civil Engineers

ライフラインの大規模な供給停止は, 自然災害などの様々な要因によって引き起こされており, 引き金となるハザードの性質に応じた影響評価法の確立とそれに基づいた対策の決定が重要な課題となっている. そこで, 本研究では, 地震災害時特有の電力, ガス, 水道ライフラインが同時に長期的に途絶した状況を対象とし, 各世帯のライフラインの途絶を回避するのための費用負担行動とその要因をCVM (仮想市場評価法) 手法により調査・検討した. その結果, 各ライフラインの途絶を個別に回避するためのWTPの合計値よりも全ライフラインの途絶を同時に回復させるためのWTPの方が大きくなり, 供給系ライフラインを同時に供給することに効果がある可能性などが示された.

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.2208/journalip.24.243
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/130003840323
URL
http://orcid.org/0000-0001-7209-4358
ID情報
  • DOI : 10.2208/journalip.24.243
  • ISSN : 0913-4034
  • CiNii Articles ID : 130003840323
  • ORCIDのPut Code : 26709961

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