2001年
Regional Spillover Effects of Disaster Mitigation Investment
INFRASTRUCTURE} {PLANNING} {REVIEW
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- 巻
- 18
- 号
- 開始ページ
- 287
- 終了ページ
- 296
- DOI
- 10.2208/journalip.18.287
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
本研究では, 災害による被害として資本と道路の損傷を取り上げ, 災害リスク下の2地域一般均衡モデルを構築し,(1) 災害による被害の短期的な波及構造、(2) 事前になされた防災投資による災害リスクの変化の長期的効果を産業構造や均衡パターンの違いに着目して分析した. その結果, 両地域の産業構造や交易パターンによっては, 防災投資は混雑等集積の不経済を生じ長期的には必ずしも均衡効用水準を改善しないが、このような場合でも地域の連関性が高く防災投資の地域間波及効果が大きい場合には均衡効用水準を改善しうることを示した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/journalip.18.287
- ISSN : 0913-4034
- CiNii Articles ID : 130004039059
- ORCIDのPut Code : 26709834