MISC

2009年

大原美術館における対話による幼児のための絵画鑑賞プログラム

美術教育学:美術科教育学会誌
  • 岡山 万里
  • ,
  • 高橋 敏之

30
30
開始ページ
151
終了ページ
162
記述言語
日本語
掲載種別
DOI
10.24455/aaej.30.0_151
出版者・発行元
美術科教育学会

大原美術館が1993年から行っている幼児対象プログラムのうち,絵画鑑賞プログラム「対話」について,筆者らは14年間の実施記録をもとに考察して,以下のような結論を得た。環境との相互作用により発達する幼児に対して行われる美術館職員の発話は,人的環境からの言語的応答であると同時に,絵画という物的環境からの応答に代わるものとなり,対話は幼児と絵画作品の相互作用を促す役割を果たす。「対話」の中で,幼児は言語訓練の機会を得,絵画の諸要素に出会い,絵画や美術館との関わりの端緒を得る。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.24455/aaej.30.0_151
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007580633
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10180722
URL
http://id.ndl.go.jp/bib/10239435
ID情報
  • DOI : 10.24455/aaej.30.0_151
  • ISSN : 0917-771X
  • CiNii Articles ID : 110007580633
  • CiNii Books ID : AN10180722

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