2000年
作業ストラクチャー展開図に基づく製造原価の見積り法及び低減法(共著)
日本経営工学会論文誌
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- 巻
- 50
- 号
- 6
- 開始ページ
- 464
- 終了ページ
- 473
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11221/jima.50.464
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 日本経営工学会
本研究では, 世界市場で競争のできる製品価格にするために, 製品を構成する部品間の関係と製造原価を構成する原価要素との関係を合わせて製品や部品・ユニットの製造原価を見積ったり, 低減する手法を提案する.まず, MRPで使用するストラクチャー展開図から製造原価が計算できるように作業として工程内運搬, 加工・組立, 在庫, 海外または国内からの搬送活動を追加した作業ストラクチャー展開図を提案する.そして, 提案した展開図において, 展開のレベルごとに部品・ユニットおよび作業に対する原価を与え, ブレイクダウン展開方式, あるいはボトムアップ展開方式で製造原価を見積る手法を提案する.さらに, 損益分岐点の理論を応用して利益を確保できる製造レベルに対応した製造原価を設定し, ユニット選出規準および海外生産規準(為替レート, 不良率)を考慮して, ブレイクダウン方式, ボトムアップ方式, そして輸入方式に基づいて製造原価を低減する方法について述べる.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11221/jima.50.464
- CiNii Articles ID : 110003945568