2014年
MP関節拘縮に対する屈曲型牽引スプリントの開発
バイオメカニズム
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- 巻
- 22
- 号
- 開始ページ
- 249
- 終了ページ
- 258
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3951/biomechanisms.22.249
- 出版者・発行元
- バイオメカニズム学会
<p>MP関節伸展位拘縮の主要因は側副靭帯の短縮であると言われている. 著者らは, これまで側副靭帯を牽引することができる回転型動的牽引スプリント (Rotational-Type Dynamic Traction Splint; RDT) を考案した. しかし, 作製手順が複雑である等の問題点があったので, 脱着が容易な人工筋を用いた新しい屈曲型動的牽引スプリント (Pneumatic-Type Dynamic Traction and flexion splint; DTF) を新たに開発した. そして, 筋活動, 疼痛およびカフによる血流阻害を測定し, CTを用いて関節裂隙の評価を行った. その結果, DTFはRDTより生体へ与える影響は低く, かつMP関節全体が牽引され, 臨床的有用性が高いスプリントを開発することができた.</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3951/biomechanisms.22.249
- CiNii Articles ID : 130005395170