2003年6月20日
コニカルーラジアル線路を用いた広帯域な多分岐電力分割器
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波
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- 巻
- 103
- 号
- 131
- 開始ページ
- 19
- 終了ページ
- 24
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
マイクロ波高出力固体増幅器を実現する方法の1つとして電力分劃-合成系があるが、これに必要となる広帯域かつ低損失な特性を持つ電力分割/合成器としてコニカル-ラジアル線路型電力分割/合成器が研究されてきた。本報告では電磁界シミュレータを用いた分割器の最適設計について述べる。分割器は人力の同軸線路をコニカル線路を経てラジアル線路に変換する中心部と、ラジアル線路中に分岐同軸プローブを挿入した周辺部とからなる。それぞれの部分で広帯域な特性を持つように個別に設計し、それらを接続して分割器を構成する。設計した12分岐分割器は反射が-20dB以下となる比帯域が44%という広帯域な特性を持っており、実際に製作した分割器はさらに広い47%の比帯域を実現した。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110003179325
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013185
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/6645587
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110003179325
- CiNii Books ID : AN10013185