2014年4月 - 2017年3月
舌味蕾の味覚受容体遺伝子解析による新たな味覚診断法の確立と臨床応用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究 挑戦的萌芽研究
舌乳頭の擦過試料を用いた客観的味覚検査法の確立を目的として、ヒトの舌から採取した試料を対象として、うま味受容体候補であるT1R1、T1R3、mGluR1およびmGluR4の遺伝子発現について調べた。
その結果、舌乳頭擦過試料に味細胞が含まれること、および、リアルタイムPCR法を用いたシーケンス解析によりヒト由来のβ-actin、Gustducinおよびうま味受容体遺伝子が特異的に増幅されることが示された。以上の結果より、舌乳頭擦過試料のうま味受容体遺伝子発現解析により客観的味覚検査法の臨床応用の可能性が示唆された。
その結果、舌乳頭擦過試料に味細胞が含まれること、および、リアルタイムPCR法を用いたシーケンス解析によりヒト由来のβ-actin、Gustducinおよびうま味受容体遺伝子が特異的に増幅されることが示された。以上の結果より、舌乳頭擦過試料のうま味受容体遺伝子発現解析により客観的味覚検査法の臨床応用の可能性が示唆された。
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 26670897
- 体系的課題番号 : JP26670897