2014年4月 - 2017年3月
摂食時の唾液分泌調節機構に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
摂食時の唾液分泌は、視床下部外側野(LH)の調節を受けていることが考えられる。顎下腺・舌下腺の副交感性の一次中枢である上唾液核(SSN)神経に対するLH局在の摂食促進ペプチドであるメラニン凝集ホルモン(MCH)の影響を調べた。SSN神経はMCH受容体を発現しておらず、またMCHに対して無応答であった。従って、LHによるSSN神経の調節は他の伝達物質、例えばオレキシンにより行われている可能性がある。
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- 課題番号 : 26500009
- 体系的課題番号 : JP26500009