2007
研修歯科医に対する薬剤情報に関するアンケート調査と情報提供の有用性
日本病院薬剤師会雑誌
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- Volume
- 43
- Number
- 7
- First page
- 934
- Last page
- 937
- Language
- Japanese
- Publishing type
- Publisher
- (一社)日本病院薬剤師会
医師・看護師等への薬剤師側からの積極的な薬剤情報提供は、チーム医療における薬剤師の重要な職務の1つである。しかし、歯科医師を対象とした薬剤情報提供の有用性に関する報告は見当たらない。そこで今回、研修歯科医を対象として、研修歯科医が必要としている薬剤に関する情報のアンケート調査を行い、この結果に基づき薬剤師側からの情報提供を行った。その結果、研修歯科医は抗生物質や鎮痛消炎剤(以下、NSAIDs)、処方せん、患者に応じた投与設計に関する情報などを必要としていることが明らかとなった。また、薬剤師側からの情報の活用度および有用度では、抗生物質やNSAIDs、処方せんの内容が有用であるという結果が得られた。これらのことから、歯科医師に対しては、よく使われる薬剤に関する情報はもとより、処方せんに関する情報も積極的に提供していくことが有用であると考えられた。(著者抄録)
- ID information
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- ISSN : 1341-8815
- Ichushi Web ID : 2007334851