Misc.

2017

歯学教育における診療参加型臨床実習のための電子版連携ログブック(電子ログブック)の開発と今後の課題について

岡山歯学会雑誌
  • 川瀬明子
  • ,
  • 宮脇卓也
  • ,
  • 小河達之
  • ,
  • 窪木拓男
  • ,
  • 久保田聡
  • ,
  • 浅海淳一

Volume
36
Number
2
First page
53
Last page
59
Language
Japanese
Publishing type
Publisher
岡山歯学会

当大学歯学部にて診療参加型臨床実習・臨床研修連携手帳(連携ログブック)として、独自に開発・運用してきた電子版連携ログブックについて検討した。平成27年10月〜平成28年9月に診療参加型臨床実習に参加した臨床実習生55名のデータを分析した結果、全データ数は13610件で、臨床実習生1名当たりの平均入力数は247件、自験率(総症例数を自験数で除したもの)は平均32.6%であった。実習内容を分析すると、最も入力数が多かったのは「歯周治療」で、次いで「クラウン・ブリッジ」、「予防歯科」であった。臨床実習生1名当たりの自験数でみると、最も多かったのは「歯周治療」で、次いで「予防歯科」、「医療面接」であった。一方、臨床実習生1名当たりの自験数が少なかったのは、「歯科麻酔」、「顎関節症・口腔顔面痛」、「診療の基本」であった。

ID information
  • ISSN : 0913-3941
  • Ichushi Web ID : 2018187188

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