2004年
異なる光環境で生育するケネザサ(Pleioblastus puescens Nakai)の成長と光合成特性.
日本緑化工学会誌
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- 巻
- 30
- 号
- 1
- 開始ページ
- 175
- 終了ページ
- 180
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.7211/jjsrt.30.175
- 出版者・発行元
- 日本緑化工学会
光条件を相対照度100%,10%,5%,1%の4段階に設定し試験区を設け,ケネザサ(Pleioblastus pubescens Nakai)の地下茎を植栽した。稈発生後,稈の長さと直径,葉数,葉の長径と短径と厚さ,最大光合成速度,光合成の日変化,および掘り取りによる各器官の乾重を測定した。稈の成長では,明るい処理区でサイズが小さい稈を多く発生し,暗い処理区ではサイズが大きい稈を少なく発生した。個葉の形態では,100%区で,葉が厚く比葉面積が小さかった。最大光合成速度では処理区間で有意差がなかった。日光合成量は,100%区で最も大きく,1%区で最も小さかった。5%区および10%区ではその中間であった。現存量を比較すると,100%区では植栽した地下茎より大きな現存量に達し,新しい地下茎をつくっていた。5%区および10%区では植栽した地下茎とほぼ同様な現存量であり,1%区では現存量が減少していた。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.7211/jjsrt.30.175
- ISSN : 0916-7439
- CiNii Articles ID : 110002912287
- CiNii Books ID : AN10130633